雑録

我が姫君に栄冠を 連邦ルート「エリン」シナリオの感想・レビュー

連邦元首選挙に勝利するため各種族が統治する州を廻って集票活動に勤しむ話。
前年にアメリカ大統領選挙とかあったし今年も衆院選あるし、多分時事ネタ!?
最終的に慢心した人間族のイグナシオが自滅し、エリンが元首選挙に勝ち抜く。
イグナシオは盤石が予想される州を蔑ろにしたため犬族が離反したのであった。
敗北したイグナシオは最後の手段として古代文明巨神兵を操り反撃にでる。
エリン達はそれを打ち倒してハッピーエンドとなるが、黄金楽土問題は解決せず。

各種族が支配する自治州を駆け巡り、異民族ごとの独自性溢れる生活描写を楽しむシナリオ

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  • メインヒロインのエリンよりもコルミージョとの楽しい特殊部隊生活がウリ
    • 連邦ルートは元首選挙の票集めがメインとなり、支持を取り付けるため各地で起こった諸問題を解決するべく連邦全土を駆け回ります。エリンの私設部隊であるコルミージョが活躍すればするほどエリンの支持率が上がるという寸法さ。そんなわけで主人公はコルミージョの一員となり各キャラと情交を深めていきます。このコルミージョの愉快なメンバーたちがコミカルに表現されており、よくこんなにたくさんのキャラ達を魅力的に描けるなぁとシナリオライターには脱帽です(その分、エリンの影が薄くなっている気がしないでもない)。脳筋もしくはくっころザムライかと思われていたシュカがまさかのバブミキャラだったのには驚き!コルミージョのメンバーについてはエリンシナリオをクリアすると彼女らのサブシナリオが解放されてプレイできるという喜ばしい仕様となっています。コルミージョたちは、鬼族州では世襲族長を奮起させ、人魚州では障害水泳競争に打ち勝ち、エルフ州では霊脈暴走を鎮静化させ、ドワーフ州では族長の不正を暴き、帝国遠征時には暗殺集団からエリンの命を守り、犬族と猫族の州では州境侵犯問題を解決し、まさに八面六臂の大活躍。犬族の宴会で超豪華声優陣に遠吠えをさせるシナリオが書けるのはタカヒロだけ!一応、エリンとのフラグ構築においては、種族間の寿命の違い問題が取り上げられるのですが、そんなに深刻にならずスゲーカジュアルに解決する。

 
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  • 選挙戦の行方は犬族とドワーフ族にあり
    • エリンが選挙で勝つためには各民族の過半数を取らなければなりません。ライバルの人間族イグナシオとの一騎打ちです。エリン支持派はエルフ族・チュア族(ホビットのような感じ)・少数民族連合の3派。一方でイグナシオ支持派は人間族・鬼族・人魚族・犬族・猫族・ドワーフ族の6派。フツーに選挙をしたらエリンの負けは確定であり、何とかして切り崩しを図らなければならないのです。ここで焦点となるのが犬族とドワーフ族。犬族は過去の盟約により人間族に忠誠を誓っていました。しかし、だからこそ、イグナシオは必ず犬族の票が入ると過信し、犬族の州では全く選挙活動を行わず、蔑ろにし続けてきたのです。犬族と猫族の間の州境問題の際も解決したのはエリンであり、犬族の州長は土壇場でエリン支持に回ります。またドワーフ族は不正問題により直前で新州長が誕生します。ドワーフ族のモットーはより稼げる方に投票するというものでありイグナシオは接待漬けにするのですが……。なんとエリンは帝国のノアとスールの契りを交わして帝国未開の鉱山の利権をゲットし、ドワーフ族に付与→ドワーフ族もエリンに票を入れたのでした。こうして5対4でエリンは逆転勝利!最後は選挙に敗れたイグナシオが古代文明巨神兵を発進させラスボスバトル。コルミージョをはじめ各キャラ怒涛の攻撃で巨大ロボットを撃破しハッピーエンド。しかし何故人魚族がひたすらにイグナシオを支持したのか、その伏線である「黄金楽土」の謎はエリンルートでは明らかになりませんでした。魔界ルートでやるんですかね。

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