雑録

ウマ娘「マルゼンスキー」シナリオの感想・レビュー

夢や目標など無くただ楽しいから走る姉御肌で昭和臭漂うお姉さんの話。
マルゼンスキーは他者需要願望が強く頼られたら嫌とは言えない気質でした。
高い実力を持ちながら自己の欲求は薄く周囲との情熱の差がコンプレックスにもなっていました。
一人ではやる気も出ないため、私生活は乱れており、汚部屋で食事も偏りがち。
マルゼンスキーのコンプレックスを解きほぐしてあげましょう。

マルゼンスキーのキャラクター表現とフラグ生成過程

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  • 他者需要願望とその反動
    • マルゼンスキーは昭和チックな言動が目立つお姉さん。ウマ娘なのに車を乗りまわすという衝撃的なキャラ付け。そんなマルゼンスキーシナリオでテーマとなるのが他者需要願望です。マルゼンスキーは走るのが大好きなのですが、そこに夢や目標などはありませんでした。ただ楽しいから走っているだけであり、トレセン学園に入ったのも、周囲から進められ、その期待に応えるためだったのです。それ故、他のウマ娘たちが目標を設定して、それを達成すべく熱い努力している姿を見て、コンプレックスを感じていたのです。
    • そんなコンプレックスを解消するきっかけとなるのがスペシャルウィークとの併走トレーニング。スぺちゃんがマルゼンに併走を申し出るのですが、マルゼンは二つ返事とはいかず逡巡してしまいます。自分なんかが目標のあるウマ娘と走っていいものかと。そんな喉に刺さった小骨のような感情がマルゼンを苛むのです。悩むマルゼンの前で、スぺちゃんに何故マルゼンと一緒に走りたいのかと聞けば問題は解決さ。スぺちゃんをして、マルゼンが何よりも楽しそうに走る姿に憧れていたのだと語らしめたことにより、マルゼンの在り方は間違っていなかったのだと肯定されたのです。マルゼンはトレーナーくんに対してやってくれたわねと述べるのですが、まんざらでもないのでした。
    • マルゼンの他者需要願望の強さは日常エピソードでも語られます。なんとマルゼンは汚女だったのです。部屋は汚部屋、一人では料理もしません。誰かに求められたいマルゼンは自分一人となるとモチベーションが極端に下がってしまうのでした。そんなマルゼンに必要なのは社会的促進。誰かが一緒にいてくれることで能率が上がるというアレやな。段ボールまみれのマルゼンのお部屋を片付け、手料理を振る舞ってもらうのでした。マルゼンは誰かに見てもらうことで輝ける!というわけで、自らお部屋のチェックをトレーナーくんにねだり、あまつさえ隣に住んでもらえるように画策するのでした。他者から求められたいマルゼンは自分からトレーナーを求めにいくところもポイント高いです。夏合宿の後のお祭りでは、マルゼンが自分からトレーナーを誘うのです。そしてトレーナーといると一人でいるよりも自由になれるのだと二人の比翼連理の関係を求めたのでした。うまぴょい。

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