雑録

SSSS.DYNAZENON 第9回「重なる気持ちって、なに?」の感想・レビュー

不登校少女が承認され、ヒロインは姉の自殺の真相に気付く話。実質最終回みたいなノリ。
不登校少女の集団からの排斥は直接的な表現はなく抽象的イメージ図で回収される。
一方でヒロインの姉はどうやら落とした大事な知恵の輪を拾おうとして落下したぽい?
最後は一致団結して仲間の絆を確認し皆で手持ち花火をして大団円エンドとなる。
主人公とヒロインのフラグ構築もされたので、一気に物語が進んだ感じ。

不登校少女がメインヒロインにあんた贅沢と言い放つシーンがハイライト

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  • 承認欲求・他者需要願望・仲間との絆
    • 今回はいよいよ不登校少女の話。具体的な集団からの排斥が描かれるのではなく、少女の個性が集団に受け入れられずハミっちまった様子が抽象的に映し出されていきます。紋様に執着する様子が個性で、リスカがタトゥーなのかもしれないが、私にはそこまで読解力がありませんでした……。そんな不登校少女が今回は怪獣を仲間にします。今まで一人だけロボットの操縦者になれなくてここでも疎外感を感じていたのでしょう。この少女の疎外感はメインヒロインを突き動かすことにもなります。
    • メインヒロインパートは姉の自殺の真相を探るということがテーマになっており、話数の進展とともに謎の解明が行われていき、とうとう姉の元カレにまで辿り着きます。思い込みで糾弾するヒロインでしたが、イジメは無かった隠蔽された誰も気づかなかったとなしのつぶて。元カレなのに今はもう結婚している妻帯者であることが指輪から読み取れるとメインヒロインは精神崩壊してしまうのでした。そんな時に怪獣登場。主人公はヒロインに促されて先に現場に駆けつけるのですが、ここでガウマさんの説教が光ります。メインヒロインを救えるのはお前しかいねー!!と励まされた主人公は奮起し迎えに駆けつけます。
    • 一方メインヒロインの描写。ここでは不登校少女とサシで話す展開となり、力を持ちながらも怪獣との戦いに駆けつけることができないヒロインをフォローしたり叱咤したりします。不登校少女は自分も戦いたいがその手段が無く疎外されてるのにメインヒロインはその手段も支えてくれる男もいるのに何事だと、ついに感情を昂らせてしまいます。不登校少女がメインヒロインにあんたゼータクなんだよとぶちかます所が本日のハイライト。
    • で、メインヒロインは姉の形見の知恵の輪を落としてしまい拾い上げる為に高所から飛び降りることに。この体験により姉も(おそらく)知恵の輪を拾おうとして落下したのだということが暗に示唆されたのでした。知恵の輪を落としたのが、自分が他者かという問題は残りますが……。最後は不登校少女と怪獣の力も併せて見事敵を撃破!!その力は認められることとなります。不登校少女がガウマさんに承認欲求をねだるところとか結構好き。エンディングはみんなで花火をすることになります。最終回でもおかしくないノリ。メインヒロインの浴衣姿に主人公は惚れ直しハッピーエンドとなるのでした。重なる気持ちを花火を重ねて火をつけることで表現しているのね。

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