雑録

SSSS.DYNAZENON 第11回「果たせぬ願いって、なに?」の感想・レビュー

怪獣を全部倒したと思ったら怪獣優生思想の人が体内に怪獣を融合していた話。
シナリオの前半はエピローグ的な感じで各キャラの結末が描かれていく。
主人公とヒロインはヒロインの死んだ姉の墓参りに行き家族の苦しみを共有。
無職ニート氏は就活を決意し、不登校少女は制服に身を包み中学校へ行こうとする。
だがガウマさんは怪獣を倒し使命を果たしたことで寿命がつきようとしていた。
そんな中、主人公とヒロインの情動を糧にした怪獣が出現する。

今までの怪獣騒動は主人公とヒロインの間の情動を育み最後の怪獣の糧とするためのものだった

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  • ラスボスは主人公とヒロインが培ってきた想い(情動)という展開
    • 第10回での戦いを経て全ての怪獣を倒した(と思い込んだ)ガウマさんたち。それぞれが戦いから日常へと回帰していく様子が描かれていきます。主人公とヒロインは墓参り。ヒロインは今まで一度もできなかった墓参りに主人公を誘って行き、そこで家族に対して抱いてきた息苦しさを吐き出すことになります。また主人公も母子家庭で母親が再婚することへの複雑な感情を吐き出すことになります。主人公、見かけ上友達多くてつるんでる様子が描かれているけどだからこそこういうこと話せないんでしょうね。お互いが心情を吐露し感情を深めさせていく様子が味わい深く表現されており、桶を返しに行くヒロインがボソッとお礼を述べるシーンが今回の最大の見どころと言えるでしょう。
    • そして今まで怪獣と戦ってきたけれども、欠陥を抱えていたヒロインにとって、怪獣退治をしていた時の方がフツーのことを出来ていたと過去を振り返っていきます。怪獣がいなくなったらもうこういったことはできないだろうと寂しさを抱えるヒロインに対して主人公は一世一代の告白タイム。しかしながらこの主人公とヒロインの間の揺れ動く情動は全て仕組まれたものだった!という展開になります。二人の感情は怪獣優生思想の生き残りにまんまと利用され、体内に怪獣を取り込んでいたラスボスがついにその姿を現すのでした。寿命がつきつつあるガウマさんをはじめ、ラスボスバトルにどのように挑むのか!?ガウマさんと姫様の伏線は回収されるのか!?残り話数でどんなことが語られるのかに注目されます。

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感想まとめ