スーパーカブ 第8話「椎の場所」の感想・レビュー

カブにハンドルカバーをつける話。それと脱サラ喫茶店おじさん一家。
両親を亡くしている主人公ちゃんに幸せそうな同級生家族を見せるのは辛い。
礼子と気が合ったのは、礼子も独り暮らししてるからなのかもしれない。
脱サラ喫茶店おじさんに経営が成り立つのかを平然と聞く礼子もスゲーな。
そして主人公ちゃんは新規顧客層として開拓されてしまうのであった。

脱サラ喫茶店おじさん一家の幸福な家族像

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  • バイク客相手にパンとコーヒーを売る日々
    • 今回は冬支度の相談をしつつも、同級生の女の子椎ちゃん一家が経営する喫茶店にお呼ばれします。椎ちゃんはたぶん主人公が両親いないの知らないのだろうけど、パパと仲睦まじそうにホールの仕事をする様子を見せつける結果になります。主人公の心境や如何に。で、パンにコダワリがあるとかいうことなので、さぞかしパンの描写に力が入っているのかと思いきや、決してそんなことは無かった。パンの美味しそうな絵が見られなくて残念。あとコーヒーに関してですが、どんな淹れ方をして、カップにどんな風に入っていたのか、ちょっと気になりました。
    • 2回目の訪問では、椎ちゃんが主人公たちのことをしきりに追い出そうとするので一体何事かと思いきや、ママンを見られたくなかった模様。しかしこれまた両親いない主人公にとってはママンと戯れるところを見せつけられるわけで、なんというかちょっと可哀想だったかもしれません。最後は始終椎ちゃんに塩対応であった主人公がデレを見せます。椎ちゃんに対し、ホールスタッフのコスチュームだと学校と雰囲気変わるぜとリップサービスしてあげるのでした。
    • バイク冬支度編では、カブにハンドカバーをつけることになります。当初礼子はカブにハンカバなどおじいちゃんであるとスゲー嫌がっていたのですが現金なものでハンカバつきの主人公のカブに乗らせてもらうと迷わずハンカバを購入することになるのでした。というか主人公が完全に礼子に対して遠慮が無くなっていて、ナチュラルに回し飲みするのは勿論のこと平然と礼子のスマホを使っていてびっくり。あとは所々で彩色変化があったように感じましたが(気のせいかもしれませんが)、主人公の感情描写を色彩で表したという解釈?なのかもしれない。

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