雑録

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第7話「大場なな」の感想・レビュー

いきなりループもの。成功体験に囚われた少女が繰り返し高1時の舞台を繰り返す話。
憧れのエリート学校に入りみんなで舞台を成功させ絶頂の快感を得た大場なな。
だがしかしそれは持てる者の論理であり裏では敗北者たちが負の感情を拗らせていた。
それを目の当たりにしたのが高2進学時であり2名の退学者が出たことを知り愕然とする。
自分があんなにも快感を得た高1生活はある者にとってはそうでなかったのである。
大場ななはバトルで優勝すると高1生活のループを望み永遠に自己満足を繰り返す。

大場ななの無限高1ループを打破する存在としての神楽ひかり

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  • 神楽ひかりの転入とそれに伴う愛城華恋のバトル参入はイレギュラーの出来事
    • なんといきなりループ展開。大場ななの歪んだ欲望によって登場人物たちは永遠の高1生活を繰り返したことが明らかになります。大場ななが通う高校は舞台のための超エリート校。舞台俳優科は合格者数30名で選ばれし者たちだけが入れる狭き門だったのです。そしてその中でも競争は生じ、おそらく中学までは負け無しでありトップだった者たちに否が応でも序列がついていきます。高1の終わりにはその格差は現実のものとなっており、表面的にはみんなで一つの舞台を作り上げられて良かったね!となったのですが、役を貰えなかった生徒や自分の能力を評価されなかった者たちは心が削られていったのです。大場ななは圧倒的強者であったため、舞台を終えて快感を得て八方皆良しのハッピーエンドを噛みしめていたのですが、それは自分が持てる者であったから。自分はあんなにも楽しかった高1生活だったのに、高2進学時には2名の退学者が出ていたのです。大場ななは自分の煌めきを台無しにされたようでショックを隠し切れません。そのため願いを叶えるバトルロイヤルで優勝するとループを望み、永遠の高1生活を願ったのでした。
    • こうして何周、何十週もの時間が流れたのでしょう。大場ななのトコシエの箱庭は完成していたのですが、そこに突如イレギュラーな存在が現れます。それが神楽ひかりの転入でした。ひかりの転入により、華恋が覚醒し、まひるヤンデレが浄化され、双葉が上を目指し、香子が堕落を辞めるのです。今まで圧倒的強者であった大場ななはループに囚われるなかで向上心を無くしていたため状況は逼迫していきます。大場なながループを発動できたのはバトルロイヤルで優勝していたから。では優勝できなかったらどうなる!?物語的にはループが打破されるのは必定なのだろうけど、どんなふうに打破されるのかシナリオ展開に注目です。

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