【感想】ラブライブ!スーパースター!!第9話「君たちの名は?」【レビュー】

チーム名決め及び作詞作業を通して自分たちは何者かを省察する話。
メンバー集めが終わりラブライブを目指すこととなった澁谷かのんのグループ。
だが呉越同舟、寄せ集めであるメンバーたちに統一感は皆無であった。
それ故、5人を象徴するチーム名とそれを表象する歌詞作りは難航する。
全ての責任を押し付けられ憔悴するかのんだがモブキャラの一言により覚醒。
「始まったばかり」、「まっしろ」というキーワードからタブララサに至る。
これから人々を繋げていくという意味で「結」即ち「リエラ」と命名するのであった。

寄せ集めだからこそ歌で他者を繋げていく

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  • 個別√終了。グランド√はラブライブの大会に出る事
    • ①上海から表現の事由を求めてやってきたドルヲタのクゥクゥを始まりとし、②人前で歌を歌えずコンプレックスを抱いていた澁谷かのん、③キワモノヒロインとして承認欲求に駆られていた平安名すみれ、④百合友情を発露させた嵐千砂都、⑤スクールアイドルに対する怨恨を拗らせていた葉月恋がそれぞれのトラウマを解消させ個別√終了。仲間として一同に会し、グランド√へ突入します。
    • 目的はラブライブの大会に出る事。そのためにはグループ名を決めてとそこで披露する歌と曲とダンスが必要となります。やはり根本となるのは歌であり、その作詞を担当する澁谷かのんに一人に一気に重圧が圧し掛かります。皆をひっぱるリーダーではなく、皆に慕われるリーダーが澁谷かのんなんだね。チーム名募集、動画配信、基礎トレとイベントをこなしていきますが、澁谷かのんは疲弊していきます。時にはクラスメイトに愚痴っちゃう。メンバー以外にもちゃんと交友関係があって好き。
    • そして伝統芸能である「日常の一端であるモブキャラによってメインヒロインが覚醒する」が発動。かのんたちのグループを見て「イメージが無い」「始まったばかり」「まっしろ」というキーワードが澁谷かのんの感性を刺激するのです。確かにメンバーたちは寄せ集めかもしれないし、偶然集まっただけかもしれない。しかしそれを繋げたのが歌と踊りであり、アイドルによって人々を繋げて行けるんだと想いを新たにするのです。こうして人々を結ぶ意味で「リエラ」と命名。エントリーを果たすのでした。

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