ラブライブ!スーパースター!! 2期3話「優勝候補」の感想・レビュー

勝利至上主義に囚われて重責を感じる澁谷かのんが学校の誇りとして生徒達から肯定される話。
アニガサキと異なりスパスタはライブでの優勝を目指しているためかのんは思い詰めるようになる。
そこへ現れたのが新キャラでありアッサリとフェスでの優勝を掻っ攫って行ってしまう。
悔しさに溢れるかのんだが舌戦においても一度も優勝したことが無いため碌に反駁することもできない。
こうして優勝を目指すことに心が折れたかのんだが、それを支えるのが学校の生徒たち。
再興まもない学校は未だ実績が乏しくリエラの活動が生徒たちに気概を与えているのだと説かれる。
心が折れていたかのんはこれにより復活、応援してくれる生徒のために感謝ライブを行い再起する。

優勝を期待されるプレッシャーが激しく澁谷かのんに圧し掛かる

優勝を求められることを重責に感じてしまう澁谷かのん
  • 優勝候補の重圧
    • きな子の加入を経て本格的に優勝を目指すことになったリエラのメンバーたち。しかしながらリーダーのかのんに優勝という二文字が重く圧し掛かります。優勝候補と言われながらも今まで勝ったことが無く、その実績はフェスの特別賞や東京大会2位どまり。何としてでも結果を残さなければならないと一人思い悩むようになっていきます。そんなかのんの目の前に突如現れたのがウィーン=マルガレーテ女史。最初から喧嘩腰で澁谷かのんに絡んで来て、しかもあっけなく優勝を掻っ攫っていきます。リエラはフェスのライブシーンすらカット。

  • 心折れる澁谷かのんと生徒達からの肯定
    • またしても勝利することが出来ず特別賞どまりであったかのんはクラスメイトたちからの励ましすら自分を追い詰めるものとしてしか認識できなくなります。中学生に負けた、一度も勝ったことが無いという事実は渋谷かのんを苦しめるのです。その上ウィーン=マルガレーテとトートツに舌戦となるのですが、澁谷かのんは殆ど何も言い返せず忸怩たる思いをするのでした。
    • こうして心がぽっきりと折れてしまった澁谷かのん。練習開始前にミーティングを開き優勝を目指すことについて話そうとするのですが、そこへ学校の生徒たちが乱入。澁谷かのんをトロフィーケースの前に連れ出すと再興して2年目の学校ではまだ実績が殆どなくリエラが一人気勢を上げており学校の誇りなんだと肯定してあげるのです。この生徒たちの励ましにより折れてしまっていたかのんの心は再び燃え上がることになります。ファン感謝祭を開くんじゃー!ドンドコドンドコ!フェスでカットされたライブシーンはここで行うんですね。それにしても周囲に立ってる埴輪型のポールが気になってライブに集中できない。

  • ファン感謝祭で再起する澁谷かのん
    • このファン感謝祭でかのんが得たものはライブをすることの楽しさ。今回きな子を加えた初めてのライブシーンでしたが、ライブを行った後のきな子の笑顔は、かのんに歌う事の始原的楽しさを思い出させたのです。こうして優勝をプレッシャーに感じ自分で自分に足枷していたかのんが解放されきな子と笑顔を見せあうシーンが今回のハイライトとも言えるでしょう。次回はついに不良系限界アイドルヲタクとマッドサイエンティストの個別回です。二人がどうやって加入するのかが気になります。
舌戦に負け心折れる澁谷かのんを励ます生徒たち
きな子初ライブを達成。かのんはきな子を見て笑顔になる。
リエラのうたでもクゥすみ

スパスタ第1期感想まとめ


スパスタ第2期感想まとめ


2022年アニメ感想まとめ