SPY×FAMILY MISSION:4「名門校面接試験」の感想・レビュー

名門校への潜入調査のため父母同伴での面接試験に挑む偽装家族ホージャー家の話。
前半はコメディ。校門から会場までに立ち居振る舞いと所作を見られ振いにかけられる。
これを突破するといよいよ面接開始となるのだが面接官がクセモノだった。
コネ採用のクソ教員が権力をかさに恣意的なパワハラ質問ラッシュを浴びせかける。
家庭環境に対する品の無い下世話な質問に幼女が泣かされるとスパイと殺し屋はブチギレ。
冷静な判断を信条とするスパイが机を叩き潰してしまうシーンが今回のハイライト!
権力におもねりクソ教師を野放しにしていたことを反省したエレガント教員の拳が炸裂する。

コネ採用教師によるパワハラ圧迫面接試験劇場

前半はコメディパート。暴れ牛を素手で瞬殺する殺し屋
  • 家族を愚弄されたことにより任務を忘れてブチギレてしまうスパイが見所
    • 名門校で開かれる懇親会で要人と接触するため、疑似家族を形成し養女を名門校へ入学させる任務を課せられたスパイ。第4話にしていよいと面接試験となり、父母同伴で会場へ赴きます。前半はコメディ要素が強く、校門から会場までの道のりのなかで立ち居振る舞いや所作が見られるというもの。下水で溺れる子どもや動物大脱走などをエレガントに対処するホージャー家の様子をお楽しみください。キミら着替えを何着用意してんねん!と突っ込みたくなる程のスパイの用意周到さと暴れ牛を素手で瞬殺する殺し屋の場面が面白ポイント。
    • 後半は割とシリアス展開。ついに面接が始まり当初は想定通りに進むもそこには不確定要素がいました。それはコネで採用されたクソ教師。優秀な児童を選抜するという目的など念頭になく、恣意的な好みで品定めを行っていました。質問内容も下世話で品の無いパワハラ圧迫。母は料理できず父が担当していることを知った途端ネチネチと攻めてきます。さらには母が後妻であるという設定を突き、子どもに前妻と比べさせる質問をしてくるのです。幼女が孤児であり何度も養子に出されては突き返されたことを踏まえると、この質問は残酷。幼女の感情を配慮して質問を遮断させようとするも拒否され、最終的に幼女は泣いてしまうことに。これを見た殺し屋はブチギレ面接官のクソ教師を殺害しかけるのですが先に動いたのは本来冷静であるはずのスパイ(というかこのスパイ普段冷静ぶってるけどいつも全然冷静じゃない)。蚊がいたとイイワケしながら机を叩き割ってしまうのでした。
    • こうして面接試験は半ば絶望的となったのですが、ホージャー家の家族愛に教員連中が動きます。エレガントを求める教員のボス的存在が、いままで権力におもねりクズ教師の横暴を許したことを深く後悔するのです。と、いうわけで顔面パンチ。粛清が行われて悪は排除されたのでした。
コネ採用クソ教師の圧迫面接で泣いてしまう幼女
娘を泣かされたホージャー家が殴り掛かる
エレガント教員による鉄拳制裁

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