ラブライブ!スーパースター!! 2期2話「2年生と1年生」の感想・レビュー

自分のせいで部活が厳しいとの噂を掻き立ててしまい自責の念に囚われるきな子の話。
リエラに加入したきな子は超初心者で運動が苦手だがそれでも精一杯練習に励む。
だがきな子の必死の特訓が周囲に過酷な練習をしているとの印象を与えてしまう。
部員獲得を優先する方向に流れた先輩ズは大会優勝の目標を下げ、練習を軽くすることに。
お荷物な自分を責めるきな子を救うのはヤンキー系限界ヲタク赤髪少女。
周囲の声なんか気にせず自分のやりたいことを信じて貫けとの助言にきな子は奮起する。
覚醒したきな子は先輩方を説得。再び優勝を目指して厳しい練習に戻ることとなった。

「だったらそのまま突き進んでくれよ。自分がやりたい目指したいって思ったことを信じてみろよ。周りの声なんて気にするな!」

きな子を気にかける不良系限界アイドルヲタクのメイ
  • 初心者で運動音痴でも、きな子頑張る。
    • 都会のJK生活に憧れド田舎から上京してきたきな子はスクールアイドルの魅力に惹かれ入部を決意します。だが運動音痴で何もかも初心者なきな子は先輩ズについていけず絶望してしまうのです。分かる、分かるぞ、きな子よ。周囲のメンバーの練度が高い中でやったことないことを一からやるって大変だよね。それでもきな子は先輩方に励まされながら精一杯頑張り、自主トレを重ねていきます。しかしきな子の特訓は周囲に対して、スクールアイドルの部活はとても厳しいものだと確信させてしまうのです。ただでさえ優勝を目指していたことからエンジョイ勢に遠巻きにされていたのに、これで終止符が打たれたようなもの。先輩ズは1年生が入らないことを憂慮し、とうとう優勝という目標を取り下げ練習を軽くしてしまいます。きな子は自分のせいで先輩方の足を引っ張っていると感じ自罰意識に囚われることに。

  • 自罰意識に囚われるきな子を励ますメイ。きなメイ。
    • そんなきな子を救うのが、ヤンキー赤髪少女。表向きは不良で突っ張っていながら中身は限界アイドルヲタクな二面性ある少女。おそらく彼女はアイドルヲタクであることでイジメなどを受け、周囲の声に屈して隠れヲタクになったという過去があるのでしょう(もしくは家庭環境がヲタクに否定的なのかもしれない)。だからこそ、きな子には自分の願望を投影しており、それを貫いて欲しいと願ったのかもしれません。赤髪少女の助言はきな子を救済し奮起させることになります。「だったらそのまま突き進んでくれよ。自分がやりたい目指したいって思ったことを信じて見ろよ。周りの声なんて気にするな!」のシーンは今回のハイライトといっても過言ではないでしょう。

  • きな子の覚醒と目標の再確認
    • 赤髪少女の言葉で覚醒したきな子は先輩方に自分の想いをぶつけます。それに対し、かのんがきな子を抱擁しながら、親友部員が入ってこず1年生一人なってしまうかもしれないがそれでも優勝目指して頑張ってくれる?と優しい言葉で覚悟を求めるシーンもグッとくる展開。部を根付かせることを一番優先していた恋ちゃんが表情を曇らせるときな子は啖呵を切ります→「きっと伝わると思うんです。大変でもやりたいことを続けていれば、その先にある楽しさは大きくなるって。皆が一緒にやってみたいと思うものが作れるんじゃないかって、そう思うんす!」。こうしてリエラは再び優勝目指して始動することとなったのでした。
きな子に周囲の声を気にするなと自分の願望を投影するメイ
覚醒したきな子に1年生一人でも優勝を目指して頑張れるかと覚悟を問うかのん
EDかわいいね集
エンドカード

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