ラブライブ!スーパースター!! 2期11話「夢」の感想・レビュー

東京大会で優勝した澁谷かのんがその実力を認められ留学に誘われる話。
全国大会出場を賭けた東京大会においてリエラはマルガレーテと対峙する。
結果はリエラが優勝。マルガレーテは大勢の前で当たり散らしてしまう。
マルガレーテは大会を自分の進路実現のための踏み台としてしか見ていなかったのだ。
一方で澁谷かのんは優勝したことでその実力が海外まで認められ留学に誘われる。
その留学先こそマルガレーテが行きたいと願っていた学校そのものだったのである。
澁谷かのんは断るが、何か最終的に留学しそうな雰囲気が醸し出されて来た。

澁谷かのんを留学させるためだけに出てきたような存在のマルガレーテ

東京大会2位であることを認められずブチ切れるマルガレーテ
  • マルガレーテほぼ自滅
    • リエラの新たなライバルとして立ち塞がってきたのがマルガレーテ。彼女は歌や音楽の才能こそピカイチだったが、聞き手がいるからこそ成り立つという構造を忘れ、独りよがりで舞台に立っていた。そんな考えでは到底勝てるはずも無く、皆で一緒に盛り上がることを掲げていたリエラに敗北する。その際、マルガレーテは事実を認めたくなくて、キレ散らかしてしまうのである。マルガレーテの態度にファンはドン引き。炎上してしまうのであった。
    • 姉御肌の澁谷かのんはたとえ相手が誰でも救いの手を差し伸べる。マルガレーテのことが気にかかった澁谷かのんは、ギャルゲーの主人公の如く少女救済を発動。マルガレーテは第一志望であった海外の音楽の名門校に落ちており、スクールアイドルの全国大会で結果を残したら考慮されるということであった。そのため最初からスクールアイドルを目的として捉えず、自己の進路実現のための手段と見なしていたのであった。これではみんなで作り上げるスクールアイドルには勝てないよ。
    • そんな折、澁谷かのんに学校長からのお呼び出し。なんと東京大会でその実力が認められたかのんはマルガレーテが行きたがっていた海外の名門校から留学の勧誘を受けたのである。かのんはこれを断るが雰囲気としては留学することになりそう。その後押しをするのが、かのんの正妻ポジションであるちぃちゃんの存在。かのんが心の底では迷っていることや、何がかのんにとって本当の意味で役に立つのかを見抜いており、自分が足枷になるよりもかのんを飛ばしてあげる事が第一である様子がヒシヒシと伝わってきますね。流石は幼少期の頃からかのんの役に立つことを行動原理にしていた女だ。面構えが違う。
澁谷かのんのカウンセリングタイム
すみきなの誕生
留学を蹴ったかのんに留学を勧めるちぃちゃん
リエラのうたとエンドカード