ラブライブ!スーパースター!! 2期4話「科学室のふたり」の感想・レビュー

自ら好んで孤独に身を置く四季と集団に馴染めず孤独となったメイの相互ぼっち系百合友情回。
四季とメイの出逢いは中学時代。二人ともぼっちとなったことから緩やかな関係性が築かれる。
高校に進学し、メイはスクールアイドルに興味があるが、中々入部しようとしなかった。
それを見た四季はメイがスクールアイドル部に入れるようアレコレと世話を焼く。
だがメイが言い訳ばかりして四季が一人になってしまうことまで理由としたので絶縁宣言。
興味もないのに科学部に来ないで欲しいとバッサリ切り捨てメイの自立を促すことになる。
そんな二人に対しかのんは友情を説きちぃちゃんは自ら部長になることでチャレンジ精神を示す。
自分に素直になれたメイは四季とも向き合うことができ二人でスクールアイドル部に入部する。

メイと四季は向かい合わせの青信号。お互いが相手のことを慮るが故にすれ違ってしまう。

集団に馴染めずぼっちになったメイと自ら孤独に身を置く四季の淡い関係
  • お互いを想い合うからこそすれ違ってしまう→四季メイ
    • 米女メイは一見するとヤンキー系ぼっちですが中身はアイドルヲタクな女の子。高校の志望理由としてスクールアイドル部に入ることを挙げる程でした。しかしながら中々部活に入らずに遠巻きに見ているだけで一向に動く気配がありません。そんな米女メイを見た若菜四季は彼女がスクールアイドル部に入れるよう色々と世話を焼き始めます。このままストレートに入部できれば問題解決ですが、それではシナリオになりません。と、いうことで恒例の喧嘩タイムスタート。この期に及んで言い訳ばかりする米女メイはついに禁句を言い放ってしまうのです。それはメイが居なくなったら四季が一人になってしまうというものでした。これには四季も静かにブチギレ。メイの力になりたいのに自分が足枷扱いされてしまうなんて我慢ならないでしょう。元々自ら孤独に身を置いていた四季に対し、メイはグループに馴染めずにハミってしまってぼっちになりました。ここからぼっちフレンズとしてトモダチとは言えない淡い仄かな関係性が構築されていったのです。そのため四季はメイがスクールアイドル部に入らないのは勝手だが興味もないのに科学部に来ないで欲しいと突っぱねてしまうのです。

  • かのんの笑顔で背中を押されたメイが四季をスクールアイドル部に誘う→メイ四季
    • 四季メイの喧嘩を解決させるのが、かのちぃの動向。まずはちぃちゃん。向いてないを理由に色々とごねる四季メイに対しチャレンジ精神を示すため、自ら部長に立候補します。出来ないからやらないでは、出来るようにはならないんだということを行動で示すのす。続いて澁谷かのんによるメイに対するメンタルケア。四季メイの関係はトモダチという言葉として明確化できない淡いものでした。しかしこれまでお互いがお互いのことを慮りながら積み重ねた関係性は確かな絆。二人は向かい合わせの青信号なのです。かのんのコトバに色々と反論するメイが、かのんの笑顔で説得されるシーンは破壊力バツグンですね。こうしてかのんから力を得たメイは四季と向き合う強さを得ます。夕暮れの科学部、そこにはダンスのステップを刻む四季の姿がありました。そんな四季にメイが攻勢をかけるのです。四季メイと思いきやメイ四季。メイに説得された四季が髪の毛を抑えて恥ずかしがる様子は今回のハイライトとも言えるでしょう。「四季が近くにいてくれたら頑張れる気がするんだ」からの恋人繋ぎはグッとくる展開。こうしてリエラメンバーに四季メイが加入し1年生メンバーは残す所あと1人となったのでした。
悪態をつくメイに慈母のように接するかのん
全てを察するかのんの笑みで全ては解決する
四季ちゃんかわいいね集
恋人繋ぎメイ四季
エンドカードもメイ四季

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