ウマ娘「バンブーメモリー」シナリオの感想・レビュー

超熱血!糞真面目な体育会系風紀委員長が爪のケアをしてダートから芝に転向する話。
バンブーは地道な基礎トレも前向きに取り組み教官の指示にもよく従う熱心な生徒。
生来爪が弱かったためダートを勧められそれに従ってはいたが芝への憧れは強かった。
そんなバンブーのネイルケアをしながら芝でも戦えるようにするのがトレーナーの役割。
その努力はついに実を結びオグリキャップにも善戦できるほどの実力をつけていく。
後半は糞真面目であったバンブーが柔軟性を身につけ遊びの大切さを尊重できるようになる。

バンブーメモリーのキャラクター表現とフラグ生成過程

芝に出ようとするも教官の理解を得られないバンブーメモリー
  • 超熱血糞真面目系ヒロインが足の爪のケアをトレーナーにしてもらうの図
    • バンブーメモリーは超熱血クソ真面目系ウマ娘。基礎トレを疎かにせず教官の指示にもよく従い熱心に鍛錬を重ねていました。しかしながら教官に勧められたダートに対しては納得することができず、何とかして芝を走りたいという想いを募らせていたのです。そんなバンブーの熱血乙女に惹かれていったのが我らがトレーナー。バンブーの夢を叶えるために、足の爪のケアに励んでいきます。爪をケアする化粧品の数々を見て、使ったことが無いから教えて欲しいと頼み込むバンブー。作中ではカットされてますけど、ケアの方法を初めて教えた時って、実際にトレーナーがバンブーの足の爪でネイルケアしてあげたんだよね、きっと。なぜその描写を入れない!?おそらくファンアートや二次創作で補完されるんだろうなぁ。トレーナーの献身の甲斐もありメキメキと実力を伸ばして教官の支持も取り付けたバンブーはついに芝へと挑戦。教官からは良いパートナーに巡り合えたと祝福されます。レースでは憧れのオグリ先輩に善戦するも惜敗で2位。オグリから名前を覚えてもらうというミッションは達成するも敗北は悔しくバンブーはトレーナーにこれからも指導をして欲しいと新たな関係を結ぶのでした。

  • クソ真面目系ウマ娘、価値観の多様性を知る
    • バンブーメモリーにとって規律を守ることは良い事であり、むしろ快感でした。趣味や遊びも殆どせず、鍛錬こそが息抜きになるというタイプのキャラでした。風紀委員長でもあるバンブーは学園に対するゴシップ記事に憤慨し、規律の取り締まりを強化してしまいます。その厳しさは手段が目的化しており、規律を守る事だけが全てになっていたのです。そんなバンブーに対し生徒の不満も次第に高まってきますが、バンブーはなぜそれが駄目なのか理解できません。と、いうわけでトレーナーはバンブーに遊びの楽しさを教え、価値観の多様性を知らしめるのです。こうして徐々に柔軟性を持ち合わせるようになったバンブー。チャラいウマ娘にも一定の理解を示せるようになり、相手の立場を尊重したうえで規律を守る事の大切さを説けるようになったのでした。
ネイルケアの方法を教わるバンブーメモリー
教官から認められパートナー認定されるバンブーメモリーとトレーナー
価値観の多様性を学ぶためデートに繰り出すバンブーメモリーとトレーナー