ぼっち・ざ・ろっく! 第2話「また明日」の感想・レビュー

コミュ障根暗陰キャぼっち少女がライブハウスで初めてのバイトをする話。
逃げたギターの穴埋めとしてバンドメンバーの一員となった後藤ひとり。
だがバンドをやるためにはライブハウスにカネを払う必要がありバイトをすることに。
働きたくないと労働に対して戦慄を覚える後藤さんを黄色キャラ虹夏がサポートする。
虹夏の家がライブハウスでありそこで店の手伝いをする=バイトというお手軽設定。
だが後藤さんにとってはそのハードルは高いものでありFXを溶かしたような顔でバイトする。
虹夏のライブハウスに対する思いを聞かされた後藤さんは一歩ずつ前に進んで行く。

ライブハウスに払うカネを稼ぐためにバイトするがそもそもそのライブハウスは身内の家

初バイトを想像してFX顔になる後藤さんが実際にバイトしてFX顔になる
  • 労働を忌避するコミュ障陰キャのFX溶かした顔が魅力的
    • 逃げたギターの代理としてバンドメンバーの一員となった後藤ひとり。バンドをやるためにはカネが必要なのでバイトをすることになる。この初バイトを巡る一連の悲喜こもごもが今回の主題。後藤さんは労働に対して忌避感を抱いており絶対に働きたくない!と心中では思っているが、とても口では言い出せない。コミュ障ならではの自己主張できない力が発動し、ズルズルとバイトに参加することに。だがバイトと言ってもメンバーの一員虹夏の家が経営するライブハウスでの手伝いであり、ハードルとしては低め。それでも後藤さんにとっては巨大な壁であり、前日には風邪をひくために氷風呂に入るなどして病欠を狙おうとする。しかし身体はピンピンしており結局は律儀にバイトに行くことに。ヒトと接することが苦手な後藤さんは完全に戦力外ながらもなんとか時を過ごすことには成功する。その際に、虹夏がライブハウスに対して抱いている思い入れとか、お客さんはわざわざ高い金を払って演奏を聞きに来てくれているのだとかを実感し、立ち向かう決意をする。勇気を振り絞ってオレンジジュースを入れ、客の目を見て渡すという超難関ミッションをついに達成する後藤さん。その顔はやはり引きつっていたけれども本人とっては大きな進歩であった。こうして後藤さんはようやく自分の居場所を見つけかけたのだが……氷風呂に入った影響が今更出てしまい、熱にうなされてオチとなる。
後藤さんにとっては飲み物を渡すだけでも大きな進歩であった
原作における後藤ひとり氷風呂シーン

 

原作においてランジェリー姿で演奏をする後藤ひとり

漫画原作はコチラ


感想まとめ