【感想】水星の魔女 第4話「みえない地雷-Unseen Trap-」を見た。

これまで最強に描かれて来たスレッタちゃんの等身大的女の子な側面が描かれる話。
グエルくんとの決闘に2回も勝ち、機体操縦のバトルで無双を誇ったスレッタちゃん。
しかし地雷原突破操縦試験で嫌がらせを受け何度もリトライをさせられ泣き出してしまう。
弱音を吐き泣き言を垂れるスレッタちゃんとそれを叱咤激励するミオリネの様子が一斉放映。
それを見た地球出身者のチュチュはスレッタちゃんの境遇に自分と同じだと共感を覚える。
チュチュは嫌がらせをしてきた女たちをグーパンで成敗しに行き殴り合いの大喧嘩となる。
だがこれが功を奏しスレッタちゃんは地球出身者の中で受け入れられたのであった。

スレッタちゃんの人物像の掘り下げとお友達作りのターン

お手本のような様式美ツンデレを見せるグエルくん
  • 無双を誇るが内面的にはフツーの女の子
    • 前回グエルくんとの2度目の決闘に勝利したら、ラストで突如求婚されたスレッタちゃん。今回どうなるのか!?と注目の的であったがグエルくんがお手本のようなツンデレを発揮して無かったことになる。今回のメインは地雷原突破試験であり、スレッタちゃんの人物像の掘り下げとお友達作りが主軸となる。試験に単独で挑むスレッタちゃんは開始前から不合格。事前に人材を集めるのも試験のうちということで追試になる。こうしてスレッタちゃんの仲間探しの旅が始まるが、異質な存在である彼女に誰も協力してくれない。スレッタに何かと良くしてくれるニカ姉が、地球出身者たちと顔を繋いでくれるが、その筆頭的な存在であるチュチュに反対されてしまいお流れ。
    • スレッタの王子様であるエラン君も声をかけてくれるが、ミオリネが登場し御三家とは距離を離されてしまう。結局はミオリネが一人で全部サポートしてくれることになり追試に挑む。このお勉強会ではミオリネの私室に誘われレッスンを受けるのだが、この時スレッタがどのような想いで学園に来ているのかが扱われるのである。スレッタは辺境の地で衰退していく故郷の水星のために学校を作ることを目標としており、皆の期待を背負って学園にやってきたのだとか。それを聞いて自己の自由を標榜するミオリネは重いと一蹴するが、これが後半の伏線となる。
    • 追試当日、スレッタの機体は遅効性スプレーでメインカメラを潰され何も見えない状態にされてしまう。これでは地雷原突破など夢のまた夢。しかしミオリネはスパルタであり追試はリトライ出来る事から、視界が見えない中何度でもスレッタにチャレンジさせ、課題をクリアさせようとする。だが先に心が折れたのはスレッタであり、楽しい学園生活を無邪気に夢想していたのに、治安の悪い学校に耐えられず弱音を吐き泣き言を垂れる。ミオリネはこれに対し水星に学校を作る件を持ち出して叱咤激励するのだが、この様子が一斉放送されてしまうのであった。だがこれを聞いていたチュチュはスレッタが自分と同じような境遇である事に共感を覚える。そして機体に嫌がらせをしてきた女二人組を見つけ出すと、殴り合いの喧嘩を始めるのであった。グーパン。暴力、やはり暴力は全てを解決する。こうして追々試となったスレッタだが、地球出身者たちに認められることとなり、お友達が増えて良かったねエンドとなる。
エラン君に惚れるスレッタとスレッタを渡そうとしないミオリネ
ミオリネの私室でスレッタの事情の掘り下げ
嫌がらせを受け盲目状態で地雷原突破をリトライさせられ続け泣き出してしまう
グーパンでの殴り合いが全てを解決する
スレッタちゃんにお友達が増えたぞ!

水星の魔女感想まとめ