【感想】水星の魔女 第5話「氷の瞳に映るのは-Reflection in an Ice Eye-」を見た。

スレッタを同じ強化人間だと思い勝手に同族意識を抱いたエラン君が勝手に裏切られたと思い込む話。
エラン君はスレッタが自分と同じ種類の機体に乗っていた事からスレッタも強化人間だと思い込む。
だがスレッタの機体を借りたエラン君は機体性能に由る事を知りスレッタが強化人間でないと知る。
するとエラン君は勝手に抱いた同族意識から来る好意的感情を全てルサンチマンに転化させてしまう。
スレッタの機体を自分の物にすべくグエル君を踏み台にして、スレッタに決闘を申し込むのであった。
グエル君ツンデレ全開だし5話にして3回も決闘に負けたのに努力系キャラとして愛すべき存在に昇華した。

スレッタハーレム形成中。王子様ポジションのエラン君のターン始まる。

強化人間エラン君の攻略が始まるよ!
  • スレッタに同族意識を抱いたエラン君は、機体操作の反動から来る苦しみを、スレッタと一緒に分かち合いたかったのに、結局は機体性能が良いから反動が来なかっただけである事が判明し、好感度を全て怨恨に変えてしまうの。
    • 本作の主人公のスレッタは乙女ゲー主人公の如くミオミオ及びグエグエとフラグを形成したが、今回からは王子様ポジションであるエラン君の攻略が始まる。エラン君は当初からスレッタに興味を示し、色々と世話を焼いてくれていたが、それは同じ種類の機体に乗っているということから来る同族意識にあった。グエル君は強化人間であり機体操作に伴い苦しい反動が来る機体に乗せられていた。そのため同じ種類の機体に乗るスレッタも同じ強化人間だと勝手に思い込んだのである。スレッタは自分と同じである、きっとそうであって欲しいというエラン君の願望は留まることを知らず、スレッタへの拗らせた感情を募らせていく。そしてついにエラン君はスレッタにデートを申し込み、スレッタも強化人間であることの確証を得ようとするのだ!だがエラン君が機体を一人で操縦させてもらっても何ら反動は来なかったのである。このことから機体性能が良いので反動がこないだけで、スレッタが強化人間ではないことが判明し、大いに失望する。勝手に期待して勝手に裏切られた感を醸し出し怨恨を募らせるエラン君はまさしく乙女ゲーの王子様と言っても過言ではない。きっとスレッタに救済されることになりその怨恨をさらなる好感度に再転化させるんですよね分かります。
    • そして愛すべきグエグエことグエル君は今回も視聴者からの好感度を爆上げさせていく。エラン君はスレッタの機体と戦う前の踏み台としてグエル君を選ぶ。グエル君は今回もステキにツンデレを発揮すると俺の女に近づくなムーブをかまし禁じられた決闘を受けてしまう。グエル君は機体性能で劣る機種を必死に駆ってエラン君に挑むも、当たるとスタン効果が発動してしまう光線に苦しめられる。それでも知恵と工夫でエラン君に肉薄するが、その戦術は読まれており完膚なきまでの敗北を喫す。決して弱くは無いのだが、主人公クラスには勝つことが出来ず、それでも努力によって経験値を得てレベルを上げていくその姿。敗北する度にグエグエの人間的成長がみられるのであった。
スレッタがデートすることを知り焦るグエグエとスレッタが強化人間でないことを知り精神崩壊するエラエラ
エラン君にスレッタが泣かされた姿を見て決闘を受けるグエル君
エンドカードもグエグエ