【感想】水星の魔女 第18話「空っぽな私たち -Our Empty Selves -」

大方の予想通り、スレッタはエリクトのクローンだったし、自分をいらない子だと思い込み精神崩壊。
今回はサブタイの通り、スレッタを筆頭に存在意義の無いカラッポなキャラ達に焦点が当てられた。
エラン君の代替にしか過ぎない強化人士、搾取される地球を守ると上っ面な理由で正当化を図る地球人。
グエルくんの代わりにすらなれなかったジェターク社の異母弟、とんだ裏切り野郎の地球寮の寮長等々。
スレッタは地球寮の面々に後押しされミオリネと話し合うために会いに行くがそこで現実を知らされる。
だがみんなスレッタを想ってのことであり復讐から解放するためにわざといらない子扱いしてるだけなんだよね。
けどそれがスレッタにとって何よりもの苦痛。自由意志を確立して初めてスレッタに生きる意味が生じる。
スレッタが捨てられたトラウマから立ち上がり、どのように戦線に復帰するのか/しないのか楽しみ。

みんなスレッタの事が大好きだから修羅から遠ざけようとしているが言葉が足りないためいらん子扱いされたと思って精神崩壊

空っぽな私たち
  • ついにスレッタが精神崩壊を迎える
    • 決闘に敗れミオリネの許婚でなくなったスレッタだが、身分不相応な思い上がりだったと反省し、学校生活の日常を送ることに甘んじていた。だがそれは無理やり自分を納得させているだけということはバレバレであり、周囲は腹を割って話せと言う。だがスレッタは単なるエリクトのクローンであり、自分には何も無くカラッポであることに気付く。そして生きる意味も無く生きているカラッポなキャラクターたちにスポットライトが当たりまくる。強化人士5号くんは単なるエランの代替にしか過ぎないし、地球人テロリストも搾取される地球のためというおためごかしで自己を正当化しているだけ。グエルくんの異母弟もジェターク社のために一生懸命頑張ったのに兄の代わりにすらなれなかった。
    • そして何よりもカラッポなのがスレッタであった。これまでスレッタはお母さんの言うことに無批判に従い、洗脳状態といっても良い状態にあった。自由意志などは何も無く、お母さんが言うからそれをこなしていただけだったのだ。だがエアリアルから追放されたことで、スレッタは本当の意味でカラッポになる。大方の予想通り、スレッタはエリクトのクローンだった。データストームの中でしか生きられないエリクトの代わりに生身の身体を持った代替品。それがスレッタであった。だがパーメット8の状態ではエリクトは自分の意志で動けるようになるためスレッタはいらん子となってしまいエアリアルからはじき出される。プロスペラもエリクトもスレッタを巻き込みたくないだけなのであるが、言葉が足りないため、スレッタは生きる意味を喪失しついに精神崩壊を迎えたのであった。カラッポになりレゾンデートルを喪失したスレッタがどのように自由意志を取り戻し、戦線に復帰するのか、今から楽しみ。フツーに考えるとシュバルゼッテにスレッタが乗るのだろうけど果たして。
大方の予想通りスレッタはエリクトのクローンだったよリプリチャイルド
みんなスレッタのことを想っているのに言葉が足りないのでスレッタは精神崩壊
18話エンドカード

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