【感想】水星の魔女 第7話「シャル・ウィ・ガンダム?-Shall We Gundam?-」を見た。

親の恩恵を享受しながら反発するだけであった少女が目的のためにプライドを捨てる話。
エランくんを心配するスレッタは御三家が参加するパーティーにミオリネと共に訪れる。
だがイキナリ魔女裁判が始まり禁止された技術が使われていたとして糾弾されてしまう。
スレッタの危機に際してミオリネが採った手段は禁じられた技術を利用する株式会社の設立。
だがグループトップの父親が反対する事業で出資を受けられるわけがなく万事休す状態。
愕然とするミオリネだがスレッタの母に反抗期を揶揄されていたこともありプライドを捨てる。
あれ程反発していた父親に対して頭を下げ投資を受けたことでお墨付きを得て信用を獲得する。
ダブスタクソ親父さんって中身すごくまともで新技術反対するのも妻を亡くしたからじゃねーの?

ダブスタクソ親父さん、娘と会話が足りないだけで至極まともで家族想いなだけでは?説

スレッタママの煽りと反抗期の終り
  • ミオリネがプライドを捨てて反抗していた父親に頭を下げた事すら、スレッタママの思惑なのかもしれない
    • エランくん(4号)と分かり合えたと思ったのも束の間、彼は処分されてしまい連絡がつかなくなってしまった。心配するスレッタは御三家が参加するというパーティーにミオリネと共に出席することになる。スレッタは念願のエランくん会うことができたが、それは4号ではなく本体であり、あれよあれよという間に魔女裁判に嵌められてしまう。一方でミオリネは自分の父親に対する反抗心をスレッタのママに揶揄されていた(伏線)。魔女裁判ではスレッタの機体に生命倫理に反する禁じられた技術が使用されているとされ糾弾されることになる。スレッタのピンチに対しミオリネは新会社設立を提案して彼女を救おうとする。スレッタの機体は御三家のうちグエルくんとエランくんを撃破しており勿体ないので自分が新技術を利用した会社を設立するとのたまうのである。しかしミオリネの提案に対して出資者はゼロ。それもそのはず、グループトップである父親が反対している事業に対してその傘下の飼い犬が投資するわけねーだろぉ~~~。だがミオリネはスレッタママとのやり取りにより反抗期の終りを迎え精神的に成長していた。スレッタを守るために父親に対するワダカマリを捨て、頭を下げて出資を請うのである。パパは内心娘の成長を喜んでいるのでしょう。しれっとミオリネの事業にカネを出してくれるのだ。これを見た傘下の飼い犬たちはトップのお墨付きを得たと言わんばかりに次々と出資。会社は見事設立されるのであった。と、いうか今回のやり取りを見るに、ダブスタ糞親父って本当は至極まともなんじゃね説が濃厚に。ホントウに生命倫理に反する技術が使われていて、それを禁止したのは自分の妻(すなわちミオリネの母)がこの技術の犠牲者になったからなのでは?そしてそれとは反対にスレッタママの危険性が強まる。自分の娘を生命倫理に危険性のある機体に幼少の頃から乗せててそれを隠してたってことだろ。しかも機械のエアリアル含めて娘たちって言ってるし、21年前で計算合わないし、ってことを考えるとエアリアルこそがスレッタ(本体)なんじゃね?(テキトー)。
スレッタを救うため新会社設立の出資を募るミオリネ
ミオリネの精神的成長とそれを認めるダブスタクソ親父さん
愛するママンが自分に隠して生命倫理に反する機体に幼少期から乗せていたことを知り愕然とするスレッタ
7話エンドカード

水星の魔女 感想まとめ