【感想】水星の魔女 第14話「彼女たちのネガイ」

エアリアルの人格は案の定エリクトだったと判明する話。
地球の魔女たちは学園の決闘において、本気で殺し合いを挑んで来る。
そんな少女たちに対しスレッタはガンダム=兵器では無いと主張するのだが……
ミオリネを助けるために自分が人を殺したことが頭によぎってしまう。
だがスレッタは進めば二つという母の洗脳の言葉により殺人を肯定する。
また結果的に地球の魔女の片割れも殺すが、自分の行動が学園を守れたと肯定する。

スレッタママの策謀~ミオリネを絡め取り、スレッタを洗脳する~

スレッタママはミオリネの母親の事を持ち出し世界の支配を説く
  • スレッタママに対してミオリネとスレッタはどう立ち向かうのか。
    • 完全にラスボスになってしまっているスレッタママ。ミオリネに対しては、ガンダムによる平和な世界の構築を説き、父親の意図を話して近づいて来る。当然の如く警戒するミオリネだが、スレッタママの罠は二重三重に張り巡らされており、世界平和のその先の完全なる支配を述べた上で、ミオリネのママの構想であったと論を張る。ミオリネにとって死んだ母親は何よりも大切な存在であり(そのことは母の温室に執着していることからも分かる)、スレッタママの言うことに良かれ悪しかれ耳を傾けざるを得ない。
    • 一方でスレッタは母の呪縛から解き放たれるどころか、ますますその呪いを深めてしまう。ガンダムを人殺しの道具としてスレッタに襲い掛かってくる地球の魔女に対し、スレッタはガンダムは人助けの道具と返す。だがミオリネのために人殺しをしたと指摘されことでスレッタは一瞬硬直してしまうのだが、そこでエアリアルの性能が明らかにされていくのである。本来ならガンダムを使うとその反動があるのだが、何故かスレッタだけにはそれがないことが物語上大きな謎であった。またエアリアルが自我を持っていることが匂わされていたことや、年齢上の矛盾により、もう一人の娘であるエリクトがエアリアルなのではないかと予想されていた。まさにその通りであり、人間をモビルスーツにしたものがエアリアルだったのだ。スレッタはエアリアルと協力して地球の魔女の片割れを死に追いやる。しかしスレッタにはもはや殺人に対する罪悪感など無く、自分がした行いにより皆の命が救えて学園が守れたのだと確信し、母の教え「進めば二つ」の呪いをますます信奉するようになってしまうのであった。
ここへ来てまさかのラウペトである!

シャディク、パッパを策謀に巻き込む
エアリアルはエリクト・サヤマであった!
14話エンドカード

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