【感想】水星の魔女 第8話「彼らの採択-Their Choise-」を見た。

ミオリネが創設を目指す株式会社の経営方針を決め、技術を医療に生かそうとする話。
前回スレッタの機体を守るために株式会社を立ち上げるべく出資を募ったミオリネ。
しかしその機体及び派生技術で何をやるのかは何も決めていなかった。
ミオリネは地球寮のメンバーを半ば無理やり社員にし会社の運営方針を決めていく。
その際、技術を兵器に利用するか否かが焦点になり、メンバーの意見が割れる。
ミオリネは2週間色々な人物と会った結果、医療用に技術転用していくことにする。
こうして学生企業設立の目途は立ったが技術奪取を狙うシャディクが暗躍する。

グエル、エランと続いて御三家最後のシャディクが立ちはだかる!

会社の運営方針について悩むミオリネ
  • 会社を作る事ありきで始まり何をするかは後付け設定
    • スレッタの機体を守るために株式会社設立を目指すミオリネ。だが具体的に何をするかはまだ未定であり、無理やり地球寮のメンバーを巻き込み、準備をしていく。学生起業家ごっこの始まり始まり。学生とはいえ経営戦略科などもあるため、比較的ロードマップはスムーズ。問題はやはり技術を何に利用するかで揉めることとなる。ミオリネが考えたのは兵器への技術転用。だが地球寮のメンバーの多くは戦争孤児であり、兵器を作ることで戦争に加担する事に難色を示す。兵器利用に賛成しているのは帽子野郎ただ一人であり、チュチュは地球人のみへの技術提供なら可とする。もしミオリネが兵器利用でゴリ押しすれば会社から追放されることを意味していた。そこでミオリネは兵器以外に何に使えるかを調査研究することにし、ペイル社などを回ることになる。この結果、そもそもGUND技術が何のために生み出されたのかという(表面的な)理念を知る。人間が宇宙空間に出て行くためには様々な肉体的制約があり、これを克服するための技術がガンドアームだったのだと。ミオリネはこのお題目を頂戴することとし、技術を医療用に使うことを会社の目的とする。これには地球寮のメンバーも納得。会社の運営方針も決まり、定款も出来、手作り感満載のPVも出来た。こうして株式会社は上手く発足できたように見えたのだが……
    • 今回のメインは御三家最後グラスレー社のシャディクくん。彼もまた戦争孤児であり生きるためには何でもしてきた男。実績を作ることでグラスレー社の養子の地位を確保しハーレムを築き上げて来た。根回しにも長けており、勘当され嫌がらせを受けているグエルくんや、資金繰りに悩むミオリネに対し手を差し伸べて来る。だがシャディクは誰からも信頼を得ることができず、グエルくんからは反発され、ミオリネも靡かない。またシャディクの養父サリウス・ゼネリは極度のガンダムアレルギーであった。それでもシャディクの動きは止まらない。新時代の技術開発にはGUND技術が必要との先見の明を示すシャディクは何としてでも技術を我が物にしようとする。学校内ではミオリネたちの企業設立に対し、自らの権限で新たな条項を加えて法的に立ち塞がってくる。「学生事業における新技術安全性の証明」をどうミオリネは打開するのか?と、いうかシャディクの立場ならミオリネたちが一つ規制を乗り越えたところで、いくらでも制限を付け加えることができるじゃん。結局は決闘による殴り合いになりそう。
今週のグエキャン△~グエル、イジメに遭う~
兵器以外のGUND技術の利用のために調査研究を進めた結果医療目的となる
今週のスレミオ
シャディクハーレム

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