ウオダス喧嘩回。いつもの雨降って地固まるをクリスマスイベントでやる話。
ウオッカとスカーレットはコンビでアンバサダーをやって欲しいと依頼を受ける。
二人はいつものようにツンデレ発動しつつ渋々な風を装いつつも喜んで承諾する。
だがウォッカはスカーレットがエアグルーヴとよろしくやっている所を目撃してしまう。
一方でスカーレットはウォッカがブライアンと一緒にいるところを見せつけられる。
こうしてウオダスはお互いの浮気現場に立ち会ったが故に擦れ違ってしまうのだ。
しかし喧嘩するのはいつものこと。ピンチが訪れれば協力して危機に立ち向かう!
タワーの電飾に不具合があった事を知った二人は自ら螺旋階段を駆け上りイルミネーションとなる。
【目次】
いつものツンデレ二人の雨降って地固まるパターンでござい
ウオダスのカップリングは唯一無二で相思相愛として名高く、いつも喧嘩してるけど心の中ではお互いに分かり合っている!そんなわけでクリスマスイベントを企画する企業の中にウオダスのファンがおり、二人をイベントのアンバサダーになって欲しいとお仕事の依頼をしてくる。ウオダスは口では相思相愛を否定し渋々といった感じで(内心は喜びながら)この依頼を受ける。学園からは生徒会の中からエアグルーヴとナリタブライアンが派遣される。二人はそれぞれウオダスから懐かれているというのがその理由であった。だがこれが裏目に出てウオダスの関係に亀裂を生じさせてしまう。スカーレット×エアグルーヴ、ウォッカ×ブライアンが世間で持て囃されることになるのだ。二人は奇しくもお互いの浮気現場に立ち会うカタチになってしまい、自分よりもお似合いの相手という認識を抱き、関係性をギクシャクさせてしまうのだ。それ故、普段はなんてことの無い戯れも、擦れ違う喧嘩になってしまい大ピンチ。そんな二人の仲を取り持つのがサクラローレルであり、凸凹を喩えにして嵌めれば一体となることを説く。さらにピンチが訪れれた時には、自然に協力!当初はタワーの電飾を下から上へとつけて行くはずが、故障により自動でライトアップできなくなってしまったのだ。だが感知センサーは生きているので、誰かが通れば電気はつく。だったら螺旋階段を走って登ってイルミネーションを点灯させればいいじゃない。そんなわけで二人は走って電気をつけて行くことにする。お互いの姿が見えないのに同じタイミング、同じペースで螺旋階段を登っていくのは至難の業と言えるかもしれない。けれども、普段からターフの上を一緒に走っている二人はお互いの走りを熟知しているの。こうしてウオダスは見事イルミネーションイベントを成功させ仲直りするのであった。二人がツンデレしながらお互いの衣装を褒め合うシーンけっこういいよね。
サクラローレルのナリタブライアンに向ける感情が激重である
ウオダスに焦点が当てられる一方で本イベントではサクラローレルが要所で際立つ。ウオダスコンビの喧嘩の仲裁は上述したが、牙を抜かれて腑抜けになったブライアンを鼓舞すのである。本イベントのブライアンは怪我をした後という設定であり、牙が抜け穏やかになっており生徒会の仕事を積極的にやる程であった。このようなブライアンを見たローレルは彼女に今一度闘志を滾らせるために、奮闘するのである。ウオダスがイルミネーション点灯のために行えなくなったライブイベントを一人で引き受けブライアンに届くように歌い上げる。さらに終局部では生まれ持った身体のためブライアンの唯一無二のライバルになれなかった心境が綴られており、だからこそ、冠名サクラの如く一瞬で舞い散る人生に命を懸けるのであった。こうしたローレルの生き様はブライアンを感化させることに成功し、牙が抜け闘志を失っていたブライアンの心に火をつけたのであった!それにつけてもサクラローレルのナリタブライアンに対するこの感情の重さは何なの?ナリタブライアンに闘志が無くなったから自分が火をつけようとするのは分かるけど、火が着いたら自分がナリタブライアンにトドメを刺すことを望む女がサクラローレルなのである。
今回主役となったウマ娘のキャラストーリー