【感想】異世界おじさん 第11話「ち、違うぞ、これはエッチなのを見たからじゃなく…」を見た。

アリシア×おじさん回。アリシアがおじさんに自分に関する記憶について約束を交わす話。
魔物に温泉の結界を破られたがおじさんとアリシアの活躍で危機を凌ぐことができた。
その後、アリシアはおじさんを労うため温泉に侵入し湯浴み着で接触を図る。
アリシアは自分が魔物に襲われて生き残った孤児であり9歳以前の記憶が無いことを告白。
記憶はアリシアにとって大切なものだが、おじさんは記憶を2回ほど消去してしまっていた。
罪の意識を感じるおじさんは正直に記憶消去のことを申し出て謝罪。
アリシアはショックを受けるがおじさんと自身に関する記憶の約束を交わす。
一つ目はアリシアに記憶消去魔法を使わないということ。
もう一つはおじさんが自分からアリシアに関する記憶を消去しないというものであった。

温泉旅館防衛戦

救世のワンドのチート能力発動!同期した仲間のスキルを上位互換で習得!
  • 魔法を封じられたおじさんの奮闘とアリシアのチート化
    • 催眠獣に操作された旅館の娘は魔物を招き入れてしまい、結界が破壊される。また魔法を封じる怪鳥もおりバフが使えなくなったおじさんは弱体化。それ故、先に怪鳥を倒すべくおじさんは行動を開始。魔法が使えなくても呪符は使えるようであり、属性魔法を駆使して見事撃破。しかし怪鳥はまだ1匹残っていた。おじさんの危機を救ったのが我らがツンデレエルフ。前回重要アイテムを回収するため離脱したエルフは無事に入手し、それを使って遠隔射撃を行い怪鳥を倒したのだ。エルフの手助けに感謝するおじさんは手を振るが、なんとそちらは方向が違う。エルフはおじさんに気付かせるために無邪気に射撃を繰り返すが、おじさんを焼き殺しかける。おじさんがツンデレエルフの好意に全く気付かないことが定番のネタパターンとなっているが、ツンデレエルフの行動もおじさんをドン引きさせているのでお互い様というオチ。

 

アリシア、おじさんと記憶消去に関する約束を交わす
  • アリシア、おじさんと混浴し契りを交わす
    • 魔法を封じる怪鳥を撃破したおじさんだが、魔法が使えるようになるにはタイムラグがあった。魔封じの原理は怪鳥の息が臭いので精霊たちがやる気を無くすからであり、匂いが消えるまでは働いてくれなかったのである。おじさんの危機は続くが、ここでおじさんはアリシアの装備品「救世のワンド」を手に取るとトンデモギミックを発動させることに成功!アリシアはゾンビ化していた仲間たちを浄化する。さらにこの魔法は同期した仲間たちの技能やスキルを上位互換した上でアリシアにも習得させるものであり、アリシア無双が始まる。またようやく魔法が使えるようになったおじさんは、怒り狂う土地の精霊の力を使役し、見事に敵を殲滅した上、燃え盛る火事も消化するのであった。その上、結界も張り直しめでたしめでたし。
    • 全てが片付いた後、アリシアはオジサンを労うために混浴しようと目論む。恥ずかしがるおじさんに対し、湯浴み着を付けているからと述べるアリシアだが案の定謎の力が働き、紐がほどけアリシアは裸体を晒すことになる。おじさんはここでも記憶消去魔法を発動。だがアリシアの過去を知ると良心の呵責に耐え兼ね、記憶の魔法のことを話していく。アリシアの事情としては、ゴブリンの群れに攫われた所を運よく助けられ、シスターの養女となり育てられたのだとか。だがそれ以前の記憶は失っており、親兄弟の顔やホントウの年齢などは分からず、遺品から推定するしか無かった。だからこそアリシアにとって記憶というものはとても大事だったのだ。このことを聞いたおじさんはこれまでに2度記憶を消したことを告白。アリシアが勇者に擬せられることとなった魔物退治も、救世のワンドの入手も全てはおじさんのおかげであったことが判明する。憤慨するアリシアはおじさんと記憶に関する約束を交わす。即ち、アリシアに記憶消去魔法を使わない事と、おじさん自身がアリシアの記憶を消去しないことであった。こうしてめでたしめでたしとなりかけたが、おじさんはついさっき記憶を消去したことを思い出す。それがアリシアの裸体を見てしまったことであり、記憶を再現するためアリシアは再び、おじさんに裸体を晒そうする。しかし嫉妬に駆られるエルフが遠距離射撃を仕掛けてきてギャグ的なオチとなった。

 

感受性を消しさるテク
  • 記憶消去魔法ではなく感情を殺す技術
    • 辛いことがある度に精神崩壊を防ぐため記憶消去魔法を使用してきたおじさん。だが度重なる記憶消去はよろしいものではない。そのためおじさんが編み出したスキルが感受性を殺すテク。「理論上、どんな嫌な事でも心で感じなければノーダメージだろぉ。それをするんだ。心を殺される前に殺しておくテクだ」。おじさんはこのテクを中年になれば使う頻度が増えるといい習得をおススメする。おじさんを信じるたかふみは積極的にこのテクを身に着けていく。私もこのテクかなり使っていて、勤務中には感情を殺している。だがこれにはデメリットがあり感情を殺し続けると知らず知らずに精神汚染が進んで行き、最後には精神崩壊しちゃうのよね。要注意!
おじさんへの恋心を募らせるアリシア

異世界おじさん感想まとめ