【感想】アルスの巨獣 第1話「はじまりの約束」を見た。

キャラデザが大槍先生なので見てみた。霊魂化した女を武器に憑依させて異能を発動し巨獣を討伐する話?
挫折系主人公モノであり過去に連れていた霊魂少女を亡くし生きる気力を喪失しているオッサンが主役。
今では定期的に街を襲撃してくる巨獣狩りに参加することで日銭を稼ぎ糊口を凌ぐ生活をしていた。
一方でヒロインは実験体にされている少女であり、第1話では逃亡して束の間の買い食いを楽しむ。
この逃亡中にヒロインは物語の核となるような指輪に選ばれてしまい動乱に巻き込まれる伏線が張られる。
最終的にヒロインは発見され逃亡も終わりかと思いきや、異能が発動して捜索者たちを殺していく。
そんな中、強そうな巨獣が街を襲ってくる。ヒロインを見かけたオッサンは彼女を使って敵を倒そうとする。

魂魄体にした女を武器に宿らせることで異能を発動し巨獣を倒す!

実験体にされていた少女の逃亡から始まる
  • 女を亡くして人生に挫折したオッサンが純粋無垢な少女と出会って人生を再起させる
    • 主人公は挫折したオッサン。どうやらこのセカイでは女が霊魂化し、それを武器に憑依させることで異能を発動できるという設定のようだ。で、このオッサンは過去にパートナーであった霊魂化の女を亡くしている模様。そのため生きる気力を亡くして自ら死にぞこないと名乗り、日銭を稼いで糊口を凌いでいた。この日銭稼ぎパートによって世界観がある程度描写される。作品のセカイでは巨獣と呼ばれるモンスターが定期的に街を襲ってくること。だがその巨獣からとれる資源は価値があり、街は巨獣による経済で回っている事。セカイは帝国に統べられており支配下に入らない地域は蛮族と呼ばれ侵略の対象とされていること等々が矢継ぎ早に提示されていく。
    • 一方でヒロインサイド。ヒロインは見かけ上はJCくらいの年頃の少女であり実験体にされていた。だが牢屋を抜け出して逃亡する。少女は食に執着しており健啖家であったので、手持ちの資金で買い食いに走っていた。市場では猫の行商人と出会って指輪を買うことになる。この指輪がこの作品の物語の重要な伏線とされる。ヒロインは自分が逃亡者であるという自覚がそんなにないまま行商人と共にブラブラしていたのだが、最終的に見つかり捜索隊から攻撃を受ける。だがここでヒロインは異能を発動させ、次々と捜索隊を倒していく。
    • そんな中、さらにとても大きくて強そうな巨獣が街を襲い掛かってきたので大わらわ。ここでオッサンとヒロインの物語が交錯することになる。オッサンはヒロインが霊魂化できることを見抜いており、捜索隊との攻防戦から救出する。さらに精神世界で交流することによって、新たにヒロインを武器に憑依させるようだ。果たしてオッサンは少女と契約して巨獣を倒せるのか!?といったところで次回に続く。これもジャンルとしてはおに炉利に入るのか。オッサン×少女モノかもしれない。
生きる気力を亡くし惰性で日銭を稼ぐオッサンが主役
なんか伏線っぽい指輪
死んでしまったオッサンのパートナー
オッサン、巨獣を倒すために少女と契約を結ぼうとする

アルスの巨獣感想集


参照