【感想】虚構推理 2期1話(13話)「その神の名は」を見た。

2期からの視聴者にも配慮。人形のお祓い事件を通して設定やキャラの人物像・立ち位置を紹介する話。
基本的にはおにロリ(メスガキ)であり、神とされる炉利と男子大学生の会話劇で話が進む。台詞が多すぎるわ。
炉利は身体の一部を捧げることで神となり怪異を祓って妖怪と人間の間を調整する役割の少女。
男子大学生は人魚を食らって不老不死となり、クダンを食らって未来予知できるというハイパーチート。
落ち着いた感じのクールな男子大学生が、仕切り屋で絡んで来る炉利に指示されながら妖怪退治を行う。
第1話では賃貸住宅に害をなす悪霊人形を祓うことがメインとなる。妖怪たちに平然と嘘をつく炉利が見所。

神であり偉そうな炉利(メスガキ)とその尻に敷かれるハイパーチートクール老成男子大学生の会話劇が見所

神とされる炉利(メスガキ)が大活躍する話。台詞多すぎ
  • 台詞が多すぎて字幕欲しいレベル。文字として読むのは良いんだろうけど会話劇だけで理解するのはちょっと辛いな。
    • 会話劇で話が進んで行く脚本。前半は妖怪たちがトランプをしながら世間話をしており、その話の中で主役二人の噂話という流れになり、設定の紹介が行われる。2期から見る視聴者にも分かりやすい形式。オヒイ様と呼ばれるのが本作の主人公である炉利神であり、彼女は片目と片脚を捧げて神になった人物なのだとか。そして怪異が起こす様々な問題を解決し、人間と妖怪の調和を保つのだという。怖いもの知らずでグイグイ行く性格。もう一人は炉利のパートナーである男子大学生。落ち着いているクールキャラであり冷静にツッコミを行う。能力としてはハイパーチート。人魚とクダンを食らってその力を内包している。人魚の肉は不老不死、クダンの肉は未来予知の異能を持つ。本来であればクダンは自分の死と引き換えに未来を予言するが、この男子大学生の場合は人魚効果でリレイズされるので一度死んでから自分にとって都合の良い世界線を掴んで持って来られるというチート能力を持つ。誰も勝てねぇじゃねえか。
    • で、第1話で発生した怪異は呪い人形事件。だがA-partでは炉利は相談して来た地縛霊に対して嘘の説明をする。人形なんてものはなく大家が爬虫類のペットを逃がしてしまって、それが空き部屋に入り込んでドスドスと地ならしをしていたのだと。この地縛霊や仲間の妖怪たちから様々な質疑を受けるもこの炉利は平然と論理だてて全てに反駁しキッチリと一件落着をする。しかしそれは人形の怪異の悪霊が強かったため、嘘をついたのだということがB-partの冒頭で明らかになる。ここでも車の中で移動中にずーっと会話劇でシナリオが進んで行く。そして最終的には暴力で全てを解決することになり、やっとこさ動きのある場面へ。しかしこのバトルも何か緊迫感に欠け、力士と肉弾戦をするというシュールさが際立つ。最終的には上記の通りチートを使った男子大学生が勝利を収める。トドメは炉利が杖を使って首にぶっさして見せ場を作る。メスガキと老成したクール男子大学生のやり取りが好きな人には刺さりそうな作風だった。
男子大学生のバトルシーンはギャグ過ぎるわ
バトルにはメスガキも参戦します。男子大学生に戦わせておいてトドメだけ刺す
このメスガキを好きになれるかどうかで視聴者はふるい落とされそう

参照