【感想】老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます 第2話「現世でチート能力発動できたらわざわざ異世界で金貨を貯める必要はない」を見た。

異世界でカネを稼ぐというタイトルなのに現世で銃火器の指南を受け始めたぞ。
ナーロッパ的セカイに銃火器武装した少女が原付跨いで乗り込んでいくシュールさ。
さらに殺人への抵抗感など無く、暴徒に襲われたら躊躇なく銃火器で殺害するとか言い出す。
そして現世では海外の傭兵にカネ積んで銃火器のレクチャー受けるとかいう展開なのに日本円で支払うギャグ。
しかも転移先は異世界のナーロッパなのに現世の高校世界史再履修してどうすんねん。
色々とツッコミどころ満載のなか、第2話にしても経済や商業の話にならずお預けだった。
一応、異世界に売りつける商品を選定しているような場面はあるがさっさと経済に入って欲しいものよ

俺たちが見たいのは、どうやって異世界でカネを稼ぐのかなんだけど、なんか現世で銃火器の指南を受け始めたぞ

異世界の金貨を現世で換金する
  • ナーロッパの現地状況を把握するのに何故高校世界史を再履修し始めるのか
    • この作品が過去にタイムスリップ系で中世ヨーロッパに行っちゃったとかなら高校世界史を再履修するのは分かるぜ?けど、これって過去遡行じゃなく異世界転移でしかもナーロッパなんだろ?高校世界史再履修しても無駄じゃね?あと流石に異世界チート能力を現世に持ってきて発動させるのはチープすぎる。これじゃあ異世界でカネを稼がなくたって現世でやりたい放題じゃん。異世界でカネ稼ぐという主題が崩壊してしまった。それに異世界から数万枚単位で高純度の金貨を現世に持ってきて換金したらどうなるかくらい予想つくだろうよ。高校世界史再履修しているなら、重金主義とかも出て来るでしょうに。しかもマフィアに換金頼んだとしても一括じゃ現金化できないだろうとか色々考えてしまうのであった。……なろう系を真剣に見たり、ツッコミを入れたりするのは野暮というものであり、ミツハちゃんカワイイブヒブヒって楽しめばイイのかもしれない。ブヒブヒ。
    • 今回のメインとなるのは、異世界でカネを稼ぐための下準備だったのだが、具体的にどのように稼ぐかはまだ描かれることはなく身を守るために銃火器武装するという話で終わった。ウルトラチート翻訳コンニャクと空間転移を使って一瞬で外国語をマスターし海外まで瞬間移動していくのは最早ギャグでしかない。そして日本円の札束を渡して軍事傭兵会社と取引し、銃火器の提供を受け、使い方のレクチャーをも受けるのであった。向こうはドルを前提として話している設定なのに日本円の札束渡してどうすんねんって感じなのだが、スタッフは誰も何も思わなかったのだろうか。またいきなり銃火器を扱うことの倫理観の問題となり、主人公の少女はナーロッパで自分の身を守るためには殺害も止む無しとかなりサクッと殺人への抵抗感を投げ捨てている。ゴールデンカムイの鶴見中尉なんて部下が人を殺すのを躊躇わないよう苦心して腹心たちを育てていたのに…。一瞬で殺人OKとか言い出す本作の主人公よ。
    • 今回のラストでようやく地方領主の拠点に辿り着いたので、やっとこさ次回からカネを稼ぎ始めるターンになりそう。やはりタイトルから考えると異世界でカネ稼ぎがメインなので、3話にしてやっと本作のテーマに辿り着いたと言える。ちゃんと商業や経済が描かれるのか、3話が分水嶺となりそう。
銃火器のレクチャーを受け始める主人公
異世界に現世の文明を持ち込む

ろうきん感想まとめ


参照