家庭的ギャルJKお姉ちゃん：穂月かえでが登場！兄妹・姉妹の関係性の掘り下げが行われる！
A-partはギャル友かえでが家に遊びに来て昼食作りを通してまひろがかえでに心を開いていく。
B-partはジャコスに映画を見に行き水着ショッピング等を楽しむがトイレ激込みでお漏らし。
C-partは妹みはりが風邪で寝込んでしまいまひろがお兄ちゃんとして奮闘し兄妹の絆を深める。
みはりのクソダサ髪飾りはまひろのプレゼントで、みはりの頑張る原動力は兄だったという話。
だがみはりが頑張れば頑張る程まひろは自分の立場を無くし妹と疎遠になっていったという過去。
TSすることによってはじめて崩壊した兄妹の関係性が再生されていったのである！
タイトルの「おしまい」って「終い」と「姉妹」の掛詞だったのね！
A-part ギャル友かえで初登場チャーハン
- 家庭的ギャルお姉ちゃんJKという属性テンコ盛り
- 今回は新キャラ登場！無職ニートヒキコモリであるまひろのコミュ障を改善するために妹のみはりがコミュ力つよつよの友達を家に連れてきたぞ！まひろとかえでの出会いはトートツでおしっこが漏れると家のトイレのドアを開けたらかえでが鍵もかけずにお花を摘んでいたという古式ゆかしいパターン。みはりによるかえでの紹介タイムが終わると、かえでを信頼するみはりは全てを丸投げして部屋に去る。コミュ障のまひろに対し、ギャルJKかえでがどのように心を開かせるのかというのが見所である。まひろがゲーム好きだと聞いてかえではギャルの中で流行ってるスマホのパズルゲーなどにより歩み寄るも上手くいかない。まひろをオープンハートさせるのはやはり家庭的な側面。空腹となったまひろのためにかえでは昼食を作り、そのお姉ちゃん力を見せつけるのである！料理描写はアニメ会社にとって一種のバロメーターであるが本作はかえでチャーハンを手際よく作る様子が巧みに表現されておりそのレベルの高さが窺われる。そんなこんなで昼食完成！食後にはかえでによるメイク指導タイムなども入り、すっかりまひろはかえでお姉ちゃんに懐いてしまうのであった。
ジャコスの映画館でお漏らしをしてしまったまひろの危機をかえでお姉ちゃんが救う
- 妹のみはりが気づかずお姉ちゃん力の高いかえでだけが気づく
- 映画の話題作が公開されネット配信を待つまひろだが、映画館に見に行こうというみはりの誘いによりヒキコモリを脱却！ジャコスへ行く。だがかえでも来ており映画を見るだけでなく皆でショッピングタイム。装身具が話題になった際にみはりが今付けているクソダサ髪留めについてかなりの執着を抱いている一幕が挿入されるので、カンが良い人はここでお兄ちゃんのプレゼントだと気付いかも？(C-partの伏線)。また恒例のファッションショーが行われ、まひろのお着換え公開だけでなくかえでとみはりも水着を試着していく。その後、何とか映画を見ることに成功するも、上映中にまひろは尿意を催す。女子の方が膀胱的にお漏らしをしやすいという。まひろもなんとか洩れる前にトイレへ走るも激込みでありダムが決壊してしまう。なかなか戻ってこないまひろに先に気付いたのはかえでであり、一人女子トイレで泣きはらすまひろをサポート。服をチェックしパンツしか濡れていないことを確認すると新しい下着を買ってきてくれて、しかもみはりには内緒にしてくれるのであった。まひろはかえでちゃんに対して好感度MAXとなる。
TSギャグモノなのに兄妹の関係性を描くシリアスパートを入れて来る
- ギャグの間に挟まれるお涙頂戴物語
- 日常生活を妹のみはりに依存していたまひろだが、みはりが風邪で倒れてしまい、自分の無力さを知る。まひろは家事に手を出すが、初めてが故に全然上手くいかない。それでも何とかみはりに食事を与えたいと思い、かえでに電話して作り方を請い、お粥を作っていく。ここで動画サイトとかレシピサイトではなくかえでを頼る当たりA/B-partの伏線が生きている。まひろはお兄ちゃん力を総動員して何とかお粥作りに成功！お兄ちゃんが料理をしてくれた、しかも自分のためにとみはりは寝床で感激。お兄ちゃんとの絆を示すエピソードとしてクソダサ髪留めに拘る理由が回想されていく。みはりは兄のまひろに褒められたという一心で勉強もスポーツも頑張るようになった。だがそれが逆にまひろにとっては兄としての立場を失陥させるものとなり関係性は崩壊したのである。それでもまひろが受け止めてあげられれば良かったのであろうが、十代半ばではそれも難しかったのであろう。TSしたからこそ崩壊した関係が再生されるというギミックがここでも発動し感動を誘う内容になっている。だが最後にはきちんとオチがつき、洗濯に失敗したまひろに対してみはりがプンスコし、幕を閉じることになる。
おにまい感想まとめ
参照
