ソラがヒーローを目指した理由が語られ、ましろにとってソラが同様の存在となる話。
赤ちゃん誘拐騒動に巻き込まれ異世界から現代日本に転移して来たソラ＝ハレワタール。
敵を倒して赤ちゃんを取り戻したものの衆目を浴びてしまいましろの祖母の家に一時退避。
なんとましろ祖母は異世界関係者でありソラたちの事情を知る謎の人物であった。
そんな祖母の支援を受けて育児をこなし住居が定まり生活が落ち着くことになる。
ソラはましろに感謝し跪いて騎士の誓いを交わそうとするがお友達から始まることに。
翌日、ソラの日用品の買い出しと共にドキドキ現代日本文明体験デートが開催される。
だがまたしても敵の襲来。ビビりながらもソラは勇気を振り絞りヒーローとして立ち向かう。
ソラは自分を助けてくれたヒーローに憧れたが、ましろにとってその存在はソラとなったのだ！
お友達から始めるソラまし百合友情
- 異世界転移して日本にやってきたソラの生活の基盤を築け！
- 赤ちゃんプリンセス誘拐事件に巻き込まれ現代日本に異世界転移したソラ＝ハレワタール。前回無事に赤ちゃんを取り戻せたのだが、現代日本でのモンスター襲撃は騒動になってしまう。警察の出動も危惧される中、ましろはソラを祖母の家に連れて行く。一連の出来事を何とか説明しようとするましろであったが、祖母は異世界関係者であったため、すんなりとソラが受け入れられることとなる。このことは未来予知されていたためか、赤ちゃんのための育児セットも準備してあり、ソラは2階の空き部屋をあてがわれることとなった。行き場の無かったソラは至れり尽くせりであることに恩義を感じ、ひざまずいてましろに騎士の誓いを示そうとする。このシーンで水星の魔女を想起した人も多そうではあるがスレミオと違いソラましの場合は許嫁とかにはならず、ましろからの提案で「お友達から」始めることとなった。
- ジャコスへお出かけ！現代日本文明体験タイム
- ましろにとってのヒーローはソラ
- 前回もそうであったが、ソラは決して好戦的な性格であるのではなく、戦いの恐怖を押し込めてヒーローとして敵に立ち向かっている。そのことにましろは気づいており、ソラを精神的に支えるところがグッとくる。ソラがヒーローを目指した理由は、幼少期に森で迷子になった自分を助けてくれた存在に憧れたからであった。だかららこそ自分もヒーローになりたいと願い、毎日黒歴史ノートもつけてきたのである(回想シーンを見ると、のちに成長した赤ちゃんが時空転移してソラを助けたっぽい？)。今回、ソラは魔物からましろを守り獅子奮迅の活躍をする。ソラは自分を助けてくれた人物に憧れてヒーローを目指したわけだが、ましろにとってはその憧れの存在はソラとなるのである。すなわちソラに助けられたましろが、自分もソラを助けたいとヒーローを目指すフラグが立てられた。最後は中二病ノート(ヒーロー手帳)を破かれてしまったソラのために、ましろが貯めていたお小遣いを使って新しい手帳をプレゼント。高価な贈り物は受け取れない、どうしてと尋ねるソラに対し、本物のヒーローを見ちゃったからかなと憧れの眼差しを向けるましろのやり取りは、とても良い百合であった。
