【感想】葬送のフリーレン9話「中ボスバトル!シュタフェルコンビがアウラの配下を倒す」

断頭台のアウラとの戦いがいよいよスタート。シュタフェルコンビは配下との戦いとなる話。
フリーレンはアウラと対峙し、操られた死者を弔うために解除魔法で次々と浄化していく。
フェルンは血を操る魔族を相手に取り、魔法の速射の優位性ただ一つで相手を押し切って勝利。
シュタルクは技コピー炉利と対決。師匠の技を模倣されるが炉利は攻撃力が低く耐久して勝つ。
フェルンもシュタルクも格上と思われる魔族より強ぇぇやんけとフリーレンの予想通りの結果に。
フリーレンは解除魔法による莫大な魔力消費が懸念されたが魔力量を隠している伏線が張られた。

フリーレン、フェルン、シュタルクがそれぞれ1on1の戦いに挑む

技コピー炉利と戦うシュタルク。相手の攻撃力が低いことを見抜き耐久力で勝利する

伯爵を救助し教会に匿って貰ったシュタフェルコンビ。教会は結界があるというので伯爵を託し、シュタルクはフェルンに街の人の避難誘導を頼んで、フリーレンを呼びに行くことに。だが敵はシュタフェルに居場所探知の魔力を付着させており、アッサリと居場所が割れ、襲い掛かられる。こうしてフェルンは血を操る魔族と、シュタルクはレイプ目ツインテ炉利魔族と対決することになった。フェルンはペラペラと良く喋る血操作魔族が自分に意趣返しをしたかったのだと見抜き隙をついて杖を回収し戦闘にもつれ込む。一方でシュタルクが相手をすることになった炉利は技コピー魔族であり、かつての戦いの中でシュタルクの師匠アイゼンの技術もコピーされていた。

フェルンはスペック的に血操作魔族に劣ってはいたが魔法の速射という点では圧倒的に優位であり、冷静に相手の攻撃を全て撃ち落とし尚且つ相手の防御を叩き割りズコズコとHPを削っていく。そのため血操作魔族は炉利幼女魔族に助けを求めることとなり、シュタルクが戦いの鍵を握ることとなった。

シュタルクは師匠の技量に遠く及ばず何度も吹き飛ばされる。だが彼は耐久がものすごく高かった。また師匠アイゼンは戦士の教えとして最後まで立っていたやつが勝つんだ精神を叩きこんでいたため、何度でも立ち上がる。そして炉利は技量に優れるが攻撃力そのものは高くないことを見抜くと相打ち覚悟で突っ込んでいく。相手の攻撃はシュタルクに刺さるが彼の耐久はそれを上回り、必殺技が炸裂し炉利は一撃のうちに葬り去られるのであった。

炉利が倒されたことで血操作魔族は一瞬気を取られてしまい、そこへフェルンの猛襲が襲い掛かる。これを防ぎきれなかった血操作魔族も打ち倒されることになり、シュタフェル弟子コンビは耐久と速射により格上魔族に勝利することとなった。

フェルンが戦っている際に伏線として張られたのが、魔力量の隠蔽。魔族は純粋にその魔力量でパワーバランスが決まるために、魔力をコントロールできたとしても魔族界では意味は無く常に全力全開にしている。そのため魔力を隠すことを蔑視・低俗としている趣きがあるのだ。それに対し、フリーレンは師匠フランメの教えにより魔力抑制を重んじており、隠していた魔力量の差で相手をぶっ殺すし、フェルンにもそうさせる。それ故、断頭台のアウラ戦も秘められた膨大な魔力量が勝負の分かれ目となる。アウラの魔法とは天秤に互いの魔力量を賭け、多い方が少ない方を服従させるというもの。さらにフリーレンはMP消費の多い解呪魔法の連発をして相手を油断させ隙を作らせる。アウラは自信満々に天秤を使ってくるが、隠していたフリーレンの魔力は膨大であり、アウラを倒すことになる。

フェルンの特技は魔法の速射。コピー炉利が堕ちて血操作魔族に隙が生まれた瞬間、猛襲して勝利する
魔力抑制に生涯の大半を賭けたフリーレン。秘蔵魔力でアウラの天秤に勝利する。

葬送のフリーレン感想まとめ