葬送のフリーレン感想まとめ
人生に意味など無く時間を過ごす中でただ緩慢に死んでいくだけ。 人間ですらそうなのだから長命種であるエルフにとってはなおさらだ。 だからこそ感情が希薄化していき、心の機微に疎くなっていくのであろう。 そんなフリーレン様に対し皆がそんなことないよ…
フリーレン様とフェルンの間に積み重ねられた師弟としての絆を描くお話。 A-partは感情が希薄なフリーレン様がデリカシーの無い発言をしてフェルンの機嫌を損ねる。 だが心の機微に疎い事をコンプレックスに持つフリーレン様は弟子のために思い悩んでくれる…
フェルン、複製フリーレンがちょっとムッとしただけで粉砕されるが、最初からこれが狙いだった話。 複製体との激しい魔法戦が繰り広げられる中、フェルンは複製フリーレンを殺せなかった。 消耗戦に陥りフリーレン様は何度も隙を作るが、未熟なフェルンでは…
ゼーリエ様ツンデレ回。魔法を特別視しフランメを否定したのにちゃっかり引き継いでいる話。 ダンジョン攻略を楽しみ、ボス戦前の皆との作戦タイムに喜びを見い出すフリーレン様。 今回は回想シーン多めでありヒンメルたちとの想い出以外にゼーリエ様のツン…
ダンジョン最深部への到達には探索者の複製体を倒さねばならず各チーム苦戦したり撃破したりする話。 戦闘はメガネ組・北部隊・デンケン隊・のじゃ炉利隊で行われておりラヴィカン組は未遭遇。 メガネ組はメガネくん自身が分身体でありそれを確信したユーベ…
ダンジョン攻略の何よりもの秘訣は攻略を目的とするのではなく楽しんだ結果、攻略することという話。 これはヒンメルが魔王を討伐できた所以でもあり、楽しんで冒険をした結果、魔王を倒していたのである。 本来勉強や仕事もそうであり資格や受験や単位のた…
一次試験終了後から二次試験が始まるまでの幕間においてフェルンの面倒くささが炸裂する回。 A-partは一次試験に合格して帰ってきたのにシュタルクが出迎えてくれず寝ていたので激おこ。 フェルンの御機嫌を取るためにフリーレンイチオシの飲食店に行きデザ…
デンケンが宮廷魔法使いのトップに立てた所以は最後まで粘り強く足掻いたからという話。 フリーレンパーティーの小鳥を奪うために勝負を仕掛けてきたデンケンパーティー。 だがフリーレンの強さは圧倒的。デンケンは人間としては最高峰なのに簡単にあしらわ…
フェルンチームに惨敗したヴィアベルが魔力切れとなったエーレをおんぶする話。 魔法学校主席のエーレであったが圧倒的な魔力量を誇るフェルンに一般攻撃魔法のみで力負け。 魔法隊長ヴィアベルは変態女ユーベルを追い詰めるが時間かけすぎてフェルンが助け…
超音速で空を飛び屈強で頑丈な体を持つ魔力探知に敏感な鳥を捕まえろという課題に挑戦中。 フリーレンたちが取った手段は全受験生に喧嘩を吹っ掛けるものであり水場の独占を目論む。 中央の池を凍結させた上、周囲の小さな水場には微弱な魔力を流し、小鳥を…
北部高原を渡るには1級魔法使いの同行が必要であるため資格取得を目指す話(お使いRPG要素)。 1級魔法使い試験の内容は所謂落ち物探しであり即席パーティーで小鳥を捕縛すれば勝利条件達成。 フリーレンとフェルンは当然の如く別パーティーとなり今回はフリー…
人には支えてくれる他者が必要だが大人には甘えられる存在等いないので長命種炉利BBAが母性を与える話。 A-partはシュタフェル痴話喧嘩をザインが仲裁。彼の苦労をフリーレンがねぎらい中年独身男性に救いを与えた。 シュタフェルに関してはシュタルクのガキ…
どんな出来事でも忘れ去られていくものだが、忘却の果てにも残るものは必ずあるという話。 A-partはフリーレンが長寿友達に会い旧交を温めるが彼はもう既に耄碌していたことが判明する。 フリーレンは少なからずショックを受けるが老者の悟りでそれを受け容…
A-partは新規加入キャラ・ザインがフリーレンへの信頼を覚える裏側でシュタフェルは結界の中で添い寝する。 B-partはシュタルクが遠縁の貴族に亡き息子の代役としてスカウトされ社交界に出てフェルンをときめかせる。 シュタルクは過去のトラウマから基本的…
今回はフェルンの誕プレ問題を通して思春期の少年少女がお互いの接し方を学ぶというお話であった。 だがシュタフェルの魅力以上に丁寧に描かれたのが、フリーレンの炉利ババアとしての魅力である。 大人は大人になるのではなく子どもの為に大人のフリをする…
今回のシュタフェルは①全裸シュタルク・②投げキッスに見るシュタフェルの情緒・③仲良く釣りをするの3本です! 物語の流れは天性の才があるけれども田舎で燻ぶり年齢を言い訳に新しいことを始めるのを拒否するオッサンの話。 だがこのオッサンは自分が村を出…
今回はフェルン回。好いた男を自分が束縛したいというフェルンの独占欲を中心に2本のお話が語られた。 1本目では冬眠したフリーレンをシュタルクが担ごうとすると、フェルンはそれを拒否して師匠にまで嫉妬。 2本目はシュタルクのお誕生日とカコバナであり、…
今回のお話は冬越えの話。アウラ戦の後始末を行い北国諸国へと旅立つも大雪で立ち往生し山小屋で越冬する。 視聴者たちはじゃあフツーに城塞都市で越冬すればイイジャンと思われたが筋骨隆々なエルフを前にして黙った。 この筋肉エルフ氏はエルフでありなが…
断頭台のアウラは自分と相手の魂を天秤にかけ魔力量の過多で支配服従を決める魔法を使う。 アウラは500年の生涯を魔力錬成に捧げていたしフリーレンの放出魔力量を見て舐めてかかっていた。 それ故アウラは絶対の自信を持って天秤魔法を行使するがフリーレン…
断頭台のアウラとの戦いがいよいよスタート。シュタフェルコンビは配下との戦いとなる話。 フリーレンはアウラと対峙し、操られた死者を弔うために解除魔法で次々と浄化していく。 フェルンは血を操る魔族を相手に取り、魔法の速射の優位性ただ一つで相手を…
今回は防護結界攻防戦。和睦に来た使者の魔族の本当の狙いは防護結界を解かせるためのものであった。 フリーレンを殺そうと魔族Bが襲撃し、それをフリーレンが殺し返したことで魔族の目論見が伯爵にバレる。 魔族Bは衛兵を殺して投獄されしフリーレンの牢屋…
フリーレンが亡きヒンメルの足跡を辿ることで、その思慕を意識化していていく愛劇~顕彰像編・魔族騙され編~。 A-partはインフラ整備を手伝うことで集落祭に招待され、何故過去ヒンメルが各地で銅像を作ったかを知る。 ヒンメルが魔王討伐の旅で自らを顕彰…
アニメ6話で恐怖に怯えるシュタルクの手を取り覚悟を決めさせるきっかけとなったフェルンが大変素晴らしかった。 たまたま漫画版フリーレンを読む機会を得たのだが、漫画版では思っていたよりもさらにシュタフェル描写が濃厚であった。 本編ではフリーレンが…
シュタルク回。魔物に怯えていたが恐怖を克服して竜を退治しフリーレンパーティーに加わる話。 シュタフェル流行りそうだなと思われる程、両者の情交が丁寧に描かれている回でもあった。 フェルンの存在がシュタルクの恐怖を拭い去る女神としての役割を果た…
深層心理にある大切なものや触れられたくない黒歴史などの記憶にまつわる話。 A-partはタイトルの如く、死者の幻影を餌に人を襲う魔物が登場し討伐することになる。 フェルンは養父ハイターの幻影に立ち竦み、フリーレンには勇者ヒンメルが出現する。 幸いフ…
他者の死に無頓着だからこそ親しい人の死に直面することで後悔するだろうと師匠に見越されていた話。 勇者ヒンメルとエルフのフリーレンはお互いを憎からず思っていたが種族の壁によりフラグは折られた。 ヒンメルの埋葬時に初めて親しい人の死と別れを経験…
人間と長命種の時間感覚差を技術体系の進歩で表現する話。 魔王を倒した勇者パーティーで冒険をした際に倒しきれず封印せざるを得なかった敵がいた。 時は流れ勇者は死に封印が解けかけていた所へ、フリーレンとフェルンが赴く。 集落には勇者が死ぬまで毎年…
勇者パーティーの僧侶枠であったハイターの晩年を看取り、弟子として孤児を託される話。 勇者ヒンメルの葬儀の際に自分の死期を予感していたハイターだが以後かなり長生きする。 そんなハイターが拾ったのが一人の孤児の少女で、彼女は戦災で両親を失い自殺…
炉利ババアブームここまで来たか!旅仲間の死を契機に長命種が人間に積極的に関わることを目指す話。 これまで長命種であるエルフや妖怪(仙狐、猫又など)と人間の時間の違いは様々な作品で扱われてきた。 朝霧の巫女のこまさんなどを始めゼロ年代泣きゲー等…