【感想】この素晴らしい世界に爆焔を! 第1話「紅い瞳の魔法使い達(ウィザーズ)」

幼少期に憧れた研究領域が世間ではネタ扱いされていることを知るがそれでも自己を貫く話。
めぐみんは怪物に襲われていた所を爆裂魔法で助けてもらい、その凄さに憧れることになる。
だが爆裂魔法はネタ魔法であり、両親からも教師からもその夢を否定されることとなる。
こうして自己の夢を否定されためぐみんは自分の本当の気持ちを外に出すことは無くなっていく。
だがめぐみんの故郷は狭い共同体で同級生も11人しかおらず何だかんだで上手くやっていた。
また学校自体が中二病を推奨する校風であったため、めぐみんは孤立せずに済んだのであった。

自分の夢が世間から否定されるものであったとしても、それでも夢を追いかける

幼少期に爆裂魔法で救われ憧れを抱くめぐみん
  • めぐみんはそんなに曇りもしなかったし、周囲の人々に恵まれた優しいセカイであった
    • めぐみんは幼少期に怪獣に襲われるが、爆裂魔法で助けて貰った。その始原的体験から爆裂魔法の習得を志すようになっていった。だが爆裂魔法は誰からも理解されないものであり、両親からも学校からもネタ魔法として否定されてしまう。フツーならば自分の夢が否定されたのだから、もっとめぐみんが曇ったり、凄まじい執念や精神力により周囲からの否定を跳ね返したりするのかと予想された。しかしそんな予想は一瞬で葬り去られ、そうだこの作品はギャグアニメだったのだ!という流れになる。めぐみんの故郷は狭い共同体であり、同級生も11人しかおらず、しかも授業内容も中二病であった。それ故、同級生も教師も個性あふれる面々であり、夢を理解されることは無かったが、めぐみんは孤立することもなく平和裏に日常を過ごしたのであった。めぐみんの里では中二病に染まるのが一般的であり、それを恥ずかしがるのは族長の娘であるゆんゆんだけ。それ故、ゆんゆんもまた孤立しがちであった。だからこそ、めぐみんはゆんゆんの気持ちが分かるため、ゆんゆんが体育のペア作りで一人になってしまうと、わざと仮病を使ってペアを組めるようにしてあげていたのである。こうしてめぐみんとゆんゆんの間には仄かな連帯感のようなものが芽生え、ゆんゆんだけはめぐみんの爆裂魔法の夢を否定せずに寄り添うようになる。めぐみんとゆんゆんの間に奇妙な百合的関係めぐゆんが発生したのであった。
極貧生活のためザリガニで飢えをしのぐめぐみん
里の魔法学校に入学するも爆裂魔法はネタ魔法と否定されるめぐみん
ペアを作れずぼっちになるゆんゆんのためにわざと仮病をつかうめぐみん
如何にしてめぐゆんの関係性は構築されたか。

爆焔感想まとめ