【感想】僕ヤバ132話「吉田芹那編~市川、他者の気持ちを慮れる存在として認められ、吉田芹那からも好意をもたれる~」

ヤンキーギャル吉田芹那が当初は根暗陰キャとして見下していた市川の良さを見い出していく話。
吉田芹那と市川の関係はあくまでも山田を媒介したものに過ぎず、吉田は市川の事を不信に思っていた。
だが根暗陰キャナチュラルに見下し頼りにならないと見なしていた市川を次第に好ましく思うように。
転機となったのはバヤシコ家編であり不器用ながらも子どもに懐かれていく市川を見て安心感を抱く。
避妊具編においても糾弾してきた吉田に誠実な対応をしたため、彼女が好意を抱いてることを示される。

市川、関根萌子だけでなく吉田芹那をも攻略しフラグ構築し始める

吉田芹那と避妊具

吉田芹那は山田グループの中にいるヤンキーなギャル。根暗陰キャの市川との接点はただ山田を媒介にしてのものであった。そのため吉田芹那の市川に対する最初の好感度は最低であり、頼りにならない根暗陰キャとしてナチュラルに見下しており、自分たちのグループに何故か入ってくる闖入者として不信に思っていたのである。

だがグループの一員として市川と交流を深めていくうちに、市川に対して好感を抱く様になってくる。やはり転機となるのはバヤシコ家編。バヤシコには生意気な小さい弟たちがいるのだが、彼らと市川のやり取りを見て、吉田は好意を抱くのだ。バヤシコ家では当初市川は異端分子として浮きまくっていた。さらに小さい子どもたちと接する経験の少ない市川は、彼らにおちょくられたりばかにされたりしながらヒィヒィ言うことに。しかしながら市川は不器用ながらも彼らと接し、次第に懐かれていくことになる。最終的になんだかんだ言って子どもの面倒見がいいことを知った吉田は彼の人間性に安心感を抱くのであった。

こうした背景があり、吉田は市川が合宿に避妊具を持ってきた際も頭ごなしに排斥する姿勢を取らなかった。むしろ市川がグルグル考えている思慮に対して相手の気持ちを尊重していると感じる。こうして吉田は市川に対して好感を隠さなくなり、彼に対して嫌いじゃないと告げる。ヤンキーギャルの嫌いじゃないというのはかなり好きってことだろ。こうして市川は関根萌子に続いて吉田芹那をも攻略したのであった。次の冬コミでは山田が市川を関根や吉田に寝取られる本が書かれそうだなと思った。

吉田芹那、市川に好感を抱いていることを告白する

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