【感想】きゃらだいん「ぎぶみーもあ」を読んだ。

真面目で誠実ないいんちょ系男子が鈍くさいけれど身体が早熟な女子に目覚めさせられる話。
ヒロインはドジで弁当をひっくり返したり手先が不器用で苦労したり少しトロいポンコツ系女子。
主人公は世話焼きであり、そんなヒロインを放っておけず、色々と面倒を見てあげていた。
本作のハイライトは周囲に揶揄われても動じず言いたい奴には言わせておけと自己を貫く場面。
ヒロインの女の子じゃないけれど主人公がカッコ良くてトゥンクせずにはいられない。
だがしかし身体的に早熟なのはヒロインの方であり性知識皆無な主人公を目覚めさせていく。
何も知らぬまま関係を持ってしまった主人公は責任を果たそうとするがぴゅあ扱いされオチとなる。

幼少期から育んだ絆!真面目男子とアホの子女子の関係性が良い

鈍くさくてトロいポンコツ系幼馴染!

主人公は真面目で誠実ないいんちょ系男子。世話焼きな性格であり、鈍くさいヒロインがドジを踏むと放っておけずフォローを入れて支えていた。小学生で男女が仲良くしていると、周囲が揶揄うものであり、そこからムキになって関係性が崩壊してしまうケースがよくあるパターンだが、本作はそのようなことには至らない。主人公のいいんちょ系男子は精神的に成熟しており、言いたい奴には言わせておけば良いと自己を貫くのである。こんなん見せられたらヒロインじゃなくても惚れてまうやろ!

だがしかし、いいんちょ系男子は精神的に成熟していても、身体的には未成熟であり、性知識も皆無であったのである。一方でヒロインのポンコツ系女子はトロいけれども身体の成長は早く、性的にも早く目覚めていたのである。そんな中、ヒロインは主人公に秘密を教えると称し、まいにち主人公のことを想って慰めていることを伝えるのであった。だが主人公はその語彙を理解しておらず、何のことだか分からない。父親に聞いても、婉曲的な説明しかされず、いまいち良く分からなかった。

そのためヒロインに直接聞いてしまうのである。ヒロインは大いに喜び、その行為を見せてあげると空き教室に連れ込み、ひとりあそびを公開!主人公は余りの出来事にショックを受けてしまう。そして授業中も昂奮は冷めなかったが、それはヒロインも同じであったようであり、放課後ヒロインの家の自室に連れ込まれていた。本当にいやだったらぶん殴って止めてと述べるヒロインは主人公に襲い掛かる。

性的に無知な生真面目男子が、普段世話を焼いていた同級生の女子に、一方的に攻められるシーンはグッとくる展開。口淫が終わった後、ヒロインは身体を捧げるが、主人公に求められるだけで幸せを感じる。さらにヒロインは自分のして欲しい愛撫を促していく。二人とも高まっていくが主人公は知識が無いので、この先どうやったらいいか分からない。そこでヒロインは主人公を押し倒すと騎乗位で挿入。腰を振りながら乳首責め、逆松葉崩しで攻め立てて行く。最後に1ページ丸々使って対面座位で大しゅきホールドしながら同時に絶頂を迎えるシーンが大変素晴らしい演出となっている。

ラストのオチもいい味だしており、主人公は別れ際に接吻を交わし責任云々を言い出すのだが、それを聞いたヒロインが主人公の決死の覚悟を「ぴゅあ~」と言ってオチとなる。

主人公がカッコイイシーン
性知識皆無な主人公を普段は世話を焼かれているヒロインが襲う!
主人公ピュア扱いエンド