ひろがるスカイ!プリキュア 第38話「大空を救え!浮き島のひみつ」の感想・レビュー

ツバサくん回。周囲の環境から隔絶された島で羽根が退化し飛べなくなった竜族を救う話。
スカイランドにおいて灯台的な役割を果たしていた光が消えてしまい夜間移動ができなくなった。
相談を受けたヨヨさんはツバサくんを斡旋し、問題の解決を試みることになる。
ツバサくんはその飛空知識を活用して光の発生源であった絶海の孤島に辿り着き調査を開始。
光源は代々竜族が守護して来たのだが、祭壇への階段が崩れて祀れなくなってしまったのだという。
飛べばいんじゃね?というツッコミに対し彼らは島に籠っていたため羽根が退化してしまったと応える。
だが実際には飛ぼうとしなかっただけでありツバサくんの影響で火事場の馬鹿力を発揮し空へと舞い上がった。
問題を解決したツバサくんはこれまたヨヨさんの口利きで王女の子守から宮廷の賢者として就職先を得た。

ツバサくん大活躍。風を読んで大鳥を指揮し、尻込みしていた竜族に勇気を与える

大鳥を駆って暴風を乗り越えるツバサくん

今回はツバサくん回。ヨヨさんの斡旋でクエストに臨む。何でもスカイランドでは夜間飛行のための灯台的な光があったそうなのだが、それが消えてしまったのだとか。このままでは夜間における移動に支障が生じるということで王様からヨヨさんに依頼が来る。これに適任だと判断されたのがツバサくんであり、プリキュアメンバーで問題解決に挑む。まずは絶海の孤島に辿り着かねばならぬのだが、そこは激しい風が吹いており、通常では渡ることができない。ツバサくんがプリキュアに変身して渡るのかと思いきや、何かよく出て来る移動用の大鳥をスカウトし、ツバサくんが風を読むから飛んでくれと頼み込む。大鳥は漢気を見せて出来らぁと叫び、ツバサくんの指示で見事に孤島に辿り着くことに成功した。

島編では光源がある島の中央部まで大冒険。辿り着いた先にはなんと光源を守る竜族がいた。竜族にビビるプリキュア一行だが、ツバサくんは竜族をアイドル視し、本の中で読んだ伝説的存在を前にしてキャッキャウフフする。竜族は自分たちを怖れず接してくれたことで好感度爆上げ。彼ら竜族の先祖はその姿かたちが民草に怖れられ、逃げるようにして孤島へ飛んできたという。それ以来、彼らは光源を守るようになったが、祭壇への階段が崩れて登れなくなったため、灯台としての機能が果たせなくなったことが判明する。視聴者たちは、じゃあ竜族が飛べばいんじゃね?とツッコミを入れたであろう。だがライターはきちんと答えを用意しており、それが今回の主題となる。

竜族は孤島に閉じ籠っていたせいで羽根が退化し飛べなくなったのだという。そこへ敵の襲撃が起こり竜族含め大ピンチ。だがツバサくんの叱咤激励に影響された竜族たちは、その翼で空へと舞い上がる。彼らは羽根が退化していたのではなく恐怖で尻込みし飛ぼうとしなかっただけであった。こうしてツバサくんの勇気のおかげで敵を倒し、光源も元通りになって問題解決。竜族は王様にお目見えすることになりスカイランドで受け入れられる。この功績を経て、ヨヨさんはツバサくんを宮廷の賢者にしてみてはどうかと提案。王様はこれを承諾し、ツバサくんは就職先を得た。

竜族に会い感動するツバサくん
エスト達成により、ヨヨさんに宮廷の賢者を斡旋してもらう

ひろプリ感想まとめ