ひろがるスカイ!プリキュア 第26話「テイクオフ!飛行機でつながる想い」の感想・レビュー

格安航空会社Peachとのコラボがメイン。パイロットの母が操縦する飛行機に初めて乗るという女児(ゲストキャラ)の話。
海外にいるましろの両親が休暇を日本で過ごすというので空港に迎えに行くことにしたプリキュアたち。
時間潰しに空港見学にしゃれ込み展望台で飛行機が飛ぶ仕組みを学んでいると空気力学幼女が現れる。
シャボン玉で風の流れを示したりなんだりやたらと飛行機に詳しい幼女を前にしツバサくんは意気投合。
幼女の母親はパイロットであり、幼女は初めて母親が操縦する飛行機に乗るのだと楽しみにしていた。
そんな中襲来した敵が天気を悪天候に変えたため飛行機は飛び立てなくなり大ピンチ。
3クール目にもなり強くなってきた敵に苦しむが幼女が教えてくれたシャボン玉で気流を読んで大逆転する。

コラボした企業をヨイショしながら、どのようにシナリオを成り立たせるか

ましろの両親が休暇で帰国するので空港に迎えに行くことに

今回のシナリオは格安航空会社とのコラボ企画。企業をヨイショしながらプリキュアを活躍させ、尚且つ内容のある脚本を描かなければならない。そんな重責を担うライターが加藤還一さんであり、カバトンとの一騎打ち回やキュアバタフライ初変身回などを担当した御仁である。

話の基軸となるのが、ましろの両親の帰国であり、休暇が取れたのでましろに会うために日本に戻ってくるとのこと。ましろたちはサプライズ企画として両親を空港まで迎えに行くことになり、自然な流れで航空会社を出すことに成功する。またパイロットを母親に持つ幼女を登場させることで、話の中に飛行機要素を組み込んでいく。

ここで主役となるのが、空を飛ぶために航空力学の勉強を続けてきたツバサくんであり、幼女と航空談義に花を咲かせる。目に見えない空気の流れを可視化するために幼女先輩が示したのがシャボン玉。これが敵との対戦の攻略の重要なヒントとなる。この幼女は母親がパイロットであり、母親が操縦する飛行機に初めて乗ることになったのだと嬉しそうに語る。

今回の敵幹部は風を操るモンスターを生み出し、悪天候に変えたため、このままでは飛行機が飛べずに幼女の夢が破れてしまう。何とか敵を倒そうとプリキュアたちは奮闘するも3クール目ともなるとおいそれと敵を倒すことが出来ない。強風に苦戦する中で何とかして気流を読もうとしていた時に、幼女先輩が教えてくれたシャボン玉を思い出すのだ。こうして気流を読んで敵を撃破し無事に晴天に戻して、幼女の願いを叶える事が出来た。

またましろんも休暇の為に帰ってきた両親と楽しい時を過ごすことができた。両親が帰っていく時にももう一度格安航空会社が映し出され、企業とのコラボ回は割と綺麗にまとまった。

幼女先輩との航空力学談義が戦闘でも生きる
飛行機が無事に飛び立った後はましろん両親帰国休暇ダイジェスト
休暇が終わり海外に戻る両親を見送る

ひろプリ感想まとめ