ひろがるスカイ!プリキュア 第45話「アンダーグ帝国の優しい少女」の感想・レビュー

300年前アンダーグ帝国とスカイランドが和平を結んだという話(なのに何故闇落ちしたのか)。
アンダーグ帝国の国是は強さこそ全てであり、強くなければ侵略されると思い込んでいた。
帝国姫カイゼリンは争いを拒み、スカイランドの姫エルレインに和平を頼み込む。
カイゼリンは父カイザーを説得し和平調停に乗り出すがエルレインは安易な挑発にのり戦闘となる。
カイザーとエルレインの戦いを止めるためカイゼリンは戦闘に介入し自らの身を犠牲にする。
瀕死となった娘に動揺したカイザーはエルレインの助言で悪の力を癒しに変え娘の命を救う。
こうしてカイザーとエルレインは和解し、両国には平和がもたらされることになった。
めでたしめでたしなんだが、じゃあ何故今カイゼリンは闇落ちしてんのさ?といった所でお開きとなる。

大切な所を最後まで語らずに終わるマジェスティクルニクルン

エルレインの攻撃がカイゼリンを傷つけ瀕死状態に!

過去回第二弾。お涙頂戴モノ。力こそ全てを国是に掲げてスカイランドを侵略するアンダーグ帝国。だがその背景には恐怖があり、力を持たねばスカイランドに侵略されると危機感があった。そのため逆に帝国は侵略を開始するのだが、心優しき姫は何とか父親を止めようとする。そのためスカイランドと和平を結べば侵略される危機感もなくなり、戦争も終わるだろうと考えた。カイゼリンは単身スカイランドへ乗り込みエルレインと会うと、父を説得するから和平を結んで欲しいと頼み込む。カイゼリンは自分が父を説得すると申し出て、何とか父を説き伏せることに成功。交渉の場へ臨むことになる。だが父親の安っぽい挑発にエルレインはのってしまい、戦闘になってしまう。怒り狂い憎しみの感情に囚われ暴力に訴えるエルレイン。そんな彼女を止めるため、カイゼリンは自らの身を捧げて戦闘に介入。瀕死の重傷を負うが、戦闘を止めさせることに成功する。死にそうな娘を前にし、動揺するカイザーに対してエルレインはアンダーグエナジーを癒しに変えることを助言。見事一命をとりとめた。こうしてカイザーとエルレインは和解し、両国には平和がもたらされた!というのが大まかな流れ。だがここで過去編は終了し、時間軸は現世にもたらされた。肝心かなめのじゃあ和平を結んだのになんでカイゼリンは闇落ちしたままなのさ?と大事な部分が語られないまま次回へ持ち越しとなった。

カイゼリンの活躍でエルレインと和解し、和平がもたらされた!
しかし何故カイゼリンが闇落ちしたかは語られないままであった

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