【感想】リコポケ34話「リコ祖母編(終)~力を手にしたアメジオくんとリコ祖母のお別れパーティー~」

年内の放送も今回で最後!ということで、リコ祖母編の最後を描きテラスタル編へ。
リコ祖母のライバルである執事キャラはアメジオくんに特訓を施しソウブレイズを鍛える。
これまでの潔癖な戦闘スタイルを捨てたアメジオくんは泥臭い搦め手を使う覚悟を示す。
アメジオくんの覚悟を知った執事はテラスタルして完封した後、その道具を託す。
一方でリコたちはおばあちゃんとの想い出動画を作成し手作りカレーでお別れ会をする。
こうしてリコとアメジオくんという孫世代での対決というお膳立てが成された所で来年へ続く。

リコ祖母VS執事⇔リコVSアメジオくんという構図

リコと冒険したことで諦めた青春の残渣を取り戻した祖母

リコポケの放送も年内最後!と、いうわけでリコ祖母編(終)となり一旦区切りがつけられる。リコ祖母がもたらしたものは、執事との確執。若き頃のリコ祖母と執事はイイ感じの関係であったのだが、それがいつしか拗れ、対立するようになっていた。リコ祖母はかつての冒険心を失い青春の残滓で流浪していたが、成長した孫と冒険することで失われていた情熱を取り戻しもう一度冒険に懸けることとする。いくつになっても青春だ!祖母と孫の絆が描かれた。
 

ラスタル執事にフルボッコにされるアメジオくん

一方で執事とアメジオくんサイド。こちらも祖父と孫的な関係が描かれる。黒いレックウザフルボッコにされ力を求めたアメジオくん。彼は敵キャラながらポケ道精神を尊ぶところがありバトルスタイルにも潔癖さがあり、だからこそ強くなれなかった。そんなわけでアメジオくんは執事に稽古をつけてくれと嘆願する。こうして始まるジジマゴバトル。特訓は執事が優勢でありアメジオくんの単調な攻撃は全て迎撃されていく。追い詰められたアメジオくんは泥臭い搦め手を使用。これまでの潔癖さを捨てたことで執事を開眼させ、ついにテラスタルを発動させる。奮戦するアメジオくんだが流石にこれにはかなわず敗北。だがアメジオくんの心意気を知った執事は、自分が使用していたテラスタルの道具をアメジオくんに託すのであった。
 

執事とアメジオくんの絆

ラストはスタッフによりとってつけたかのような新章の解説が入る。六英雄を全て集めろ。ラクアに行け。伝説のトレーナーに会え。そのためにはテラスタルの謎を解き明かすことが重要。じゃあパルデア地方へ行くぜ!と旅の目的が簡潔にまとめられる。年末年始が挟むしね。次からはリコを狙い精神攻撃を仕掛けていたオカマくんたちが攻勢に出るっぽい。

リコポケ感想まとめ