プリキュアを見せると園児が暴力を振るうようになってしまう問題の答えとして皆を守ることを唱える話。
プリキュアの活躍を見た幼稚園児はその強さに憧れて正義のために暴力で制裁することを当然と考えてしまう。
そのため所謂「○○警察」と化しルールを破った他の園児を殴るようにようになってしまうのだ。
暴力を否定し注意しても園児は自分の正しさを信じて指導に従わず何が悪いのだと開き直り逃げ出してしまう。
そんな園児に手を焼く実習生のあげはだが、力とは何かについて考えさせられることとなる。
彼女が出した答えとは力とは他者に暴力を振るうことではなく皆を守ることであった。
自らの意志で外野では無くプリキュアになることを決意したあげはは園児に行動で道を示したのであった。
プリキュアを見せると園児が暴力を振るうようになってしまう問題
- マジで園児プリキュアの技名を叫びながら攻撃してくる(リアル体験談)
- 今回のプリキュアは聖あげはが初の高卒新成人現役専門学校生プリキュアになることが注目された。だがその内容はプリキュア問題の核心に迫るハードな内容を扱っていた。それこそが園児にプリキュアを見せると暴力を振るうようになる問題であった。このブログの中の人はかつて教免を取ったのだが、必履修のボランティア実習で附属校での奉仕活動を選んだ。その時に附属幼稚園にも派遣されたのだが、元気な園児はプリキュアの技名を叫びながら攻撃してくるのである。本作の場合も、保育士を目指している専門学校生の聖あげはさんが実習に行くのだが、そこでプリキュアに憧れる園児に遭遇する。当初は微笑ましく思っていたのだがアクシデントが発生。その園児は正義の名の下にルールを破った他の園児に暴力を振るい出したのである。これまでの放送でソラ=ハレワタールさんは騎士団長から正義とは何かについて絶えず考えねばならないと助言されていたのだが、あげはさんがこの問題に直面することになった。プリキュアに憧れる園児は自分が正しいと思っているので、注意を聞こうともせず、指導にも従わない。そしてプリキュアの戦いを近くで見たいと危機に巻き込まれてしまうのであった。
- 力とは暴力で他者を制裁するのではなく守る力なんだ
- プリキュアの影響で暴力を振るうようになってしまった園児を見て、あげはさんは力とは何かについて考えさせられることになる。あげはさんもまた危機に際して力を求めるのだが、その力とは他者を制裁する暴力ではなく、皆を守るための力だったのだ。あげはさんはその守る力とは何かについて園児に対して身を以て体験させる。自分の意志でプリキュアになりたいと望んで覚醒し、エルちゃんに呼びかけ力を貰って変身すると、力は暴力で無いことを指し示すのだ！！！だからこそキュアバタフライの必殺技は浄化技が良かったよなぁと思った人は私だけでは無いハズ。蝶の力で魅了とか改心でもよかったんじゃないか。キュアあげはが放った技はプレス技で圧死させる攻撃だったけど、とにかく園児には力とは皆を守るものだと伝わったようであった。保護者の中にはプリキュア見せると子どもが暴力を振るうから見せたくないという人も少なからずいるとは思うのだけど、今回の放送が一つの答えになったんじゃないかな。
