【感想】ふつうの軽音部 第39話「レイハ、水尾の元カノだったでござるの巻」を読んだ。

鳩野が公園で弾き語り修行をしていた際に現れ小馬鹿にして帰ったのがオナ中だったレイハ。
ハルくんによろしくとフラグを立てていたが文化祭に出現。水尾の元カノであることが判明する。
人の話を聞かないマシンガントークにより水尾をドン引きさせた上、合同ライブを提案する。
だがレイハのナチュラルに他者を見下す悪癖はここでも発動しこの学校レベル低すぎとのたまう。
一般公開の時間も終焉を迎え、レイハは帰途につくが、そこで鳩野と遭遇することになる。
レイハへの鬱屈した感情をエネルギーに変え修行をしていた鳩野はどのような対応に出るか!?

自校の軽音部をバカにされた鷹見と水尾がどのように意趣返しを行うか

水尾の元カノであると自称するレイハ

文化祭ライブで第一部(完)となった『ふつうの軽音部』。前回はハロウィンライブが目標設定されたが、新たなドラマを盛り上げるために、分かりやすい「敵キャラ」が用意される。それが弾き語り修行編で鳩野を小馬鹿にしていた女・レイハであった。ハルくんによろしくと伏線が張られていたが、レイハは水尾の元カノだったのである(しかも水尾は3ヶ月で振った)。今でも水尾に執着しているようであり、一方的なマシンガントークをぶっ放してくる。レイハの表情変化が今回の見どころかもしれない。ナチュラルに他者を見下す傾向にあるレイハは自分が見下されることに関しては我慢がならないらしく、水尾を糾弾した後に今は新しい彼氏いるからどうでもいいけど宣言(しかも先週別れたことを告げることで自分がたくさんの交際経験がある雌であることをアピール)。
 

水尾を糾弾するレイハ

なぜレイハというキャラを登場させたか。それは「分かりやすい敵」キャラにより、新たなイベント「合同ライブ」を提案させるためであった。カーストによるマウンティングが大好きなレイハは、水尾たちの軽音部の演奏をもレベル低すぎと断罪し、もう少し練習した方がいいかもね~と煽ってくるのである。合同ライブの件については鷹見が部長と顧問に伝えることになったので実現しそう。鷹見は鷹見でドロップアウトした兄姉がいるらしく親に優秀であることを強要される反動でロックしてることが匂わされているので火が着きそう。内田桃の人間関係フラグも立てられたので、鷹見編と内田桃編をやりながら鳩野が更にレベルアップし合同ライブで意趣返しをするってのが今後の流れかなー(超適当な思い付きの予想)。

自分はナチュラルに人を見下すから、人に見下されることに耐えられない
水尾の学校ごと煽ってくるレイハ

ふつうの軽音部感想まとめ