ふつうの軽音部
鷹見が鳩野を意識しているのはそのボーカルが失踪したと思われる兄を彷彿とさせるものであったから。 一方で鶴亜沙加が軽音部を揺さぶっているのは部としての統一行動を阻害するためであった。 軽音部では全体で参加する大会というものがあるようで亀屋兄妹…
亜沙加と鷹見の両者がクローズアップされ軽音部の破壊が図られるハロウィンライブ編。 今回は亜沙加の暗躍により軽音部に綻びを生じさせ、最終的に何もかもぶっ壊そうとしていた。 はとっちもどうやらそれに利用されているようで亜沙加から直々に声をかけら…
初めてのパー練が始まるが2年生のやる気は低く集まりも悪いし参加しても遊んでばかり。 副部長に就任した鶴亜沙加はコンプレックスのカタマリであったがそれを隠して暗躍していた。 その目的は謎であったが今回でその一端が垣間見られた。それは2年生のレベ…
今回のお話はシナリオの進展的には箸休め。はとっちの誕生日を祝うが、それでも伏線大盛。 覚悟ガンギマリとなり公園で弾き語りライブをしていたはとっちだが理性が戻ると羞恥に駆られる。 それでも固定ファンのこどおじ氏からの期待や父から誕プレとしてア…
乃木舞伽は鷹見項希と交際していたのだが、藤井彩目に寝取られてしまった。 藤井彩目は寝取る際に期せずして既成概念の破壊に憧れる鷹見の潜在的な欲求を刺激した。 だが藤井彩目は鷹見項希との交際において普通の価値観しか提供できず興醒めさせた。 それ故…
鳩野を叩き潰そうとする鷹見、煽りまくって鳩野に勝負を承諾させてしまう話。 鷹見は鳩野の性格を良く理解しており審査員にたまき先輩を入れて餌を撒く。 さらに鳩野がロックに憧れていることを利用して常識的だと煽り散らかす。 その上、勝負に勝ったら負け…
副部長に就任した亜沙加は早速軽音部を裏から操作し始めお目付け役の亀屋算を凌駕する。 亜沙加と手を組んでいる鷹見はパー練の導入を目論んだり鳩っちにインネンつけたりする。 厘ちゃんは内田桃に会議の中継を依頼するが面倒だと断られイニシアチブが取れ…
代替わりして第二部スタート。陰謀巡らす鶴はたまき先輩に不安視され副部長に据えられる。 当面の目標はハロウィンライブと合同ライブが示され、軽音部内の各バンドで暗躍が始まる。 だが我らが鳩っちは地道に歩んでいく。矢賀ちゃんから浅はかな考えを指摘…
たまき先輩は退学した夏帆を後夜祭ライブに誘いたかったが、今更どの面下げてと尻込んでしまう。 だが夏帆の家に遊びに行った帰り道、偶然はとっちを見かけ、公園修行の一幕を知ることになる。 はとっちの歌は人々のトラウマをそっと撫でて郷愁を感じさせる…
挫折から立ち直れる強さを。前回覚悟ガンギマリとなったたまき先輩が挫折をバネに成長する話。 喜多の誘いに改めて乗りバンドを再結成したたまき先輩。女友達にも理解者が出始める。 人徳のおかげで陰口を言いふらす元バンドメンバーに対し面と向かって反論…
たまき先輩闇落ち回。だがサンボマスターの「輝きだして走ってく」を聞いて再起する! 人々が社会集団で生きねばならぬ以上衝突は必至であり学園生活で利害調整を学んでいく。 たまき先輩の事例もその一つであると言ってしまえばそうだが当事者には当事者の…
坂口夏帆がたまきに好きな男をntrたので、たまきがガチレズであることを暴露してしまいそうになる話。 カラオケに行ったことでたまきの方が歌が上手いことが露呈し、坂口夏帆はアイデンティティ崩壊。 さらには「私の方が先に好きだったのに」が炸裂し好いた…
後夜祭スタート。ついにたまき先輩の過去(ワケアリなトモダチ)が明かされる。 たまき先輩は東京から大阪に引っ越してきたがその美貌で男子たちにたいへんモテた。 男からのアプローチに戸惑うたまきに色々とよくしてくれたのが坂口夏帆であった。 たまきは夏…
内田桃物語!桃に好意を寄せる遠野元との絡みと動物王国に惚れた二楷堂まわりとの絡みが描かれる話。 遠野元はイカツイメガネツンデレであり内田桃に惚れているが厳しく接してしまう。 遠野自身はドラムが熟達しているので桃にドラムを教える仲なのだが技量…
弾き語り修行を経てロックになり一般常識に囚われなくなった鳩野に神が顕現する話。 他者を小馬鹿にすることでマウントを取り優越感を得る女であるレイハは鳩野を見下す。 だがここで水尾の介入が入り、鳩野と「割と仲が良い」宣言がなされるのである。 これ…
鳩野が公園で弾き語り修行をしていた際に現れ小馬鹿にして帰ったのがオナ中だったレイハ。 ハルくんによろしくとフラグを立てていたが文化祭に出現。水尾の元カノであることが判明する。 人の話を聞かないマシンガントークにより水尾をドン引きさせた上、合…
文化祭ライブが終わり一段落。他の出し物を楽しみながらも次回の目標設定が掲げられる話。 主なイベントは彩目デレ、水鳩、桃と舞伽の関係性修復フラグ、後夜祭ライブといった所。 はとっちは文化祭1日目終了と共に発熱し2日目欠席するも後夜祭には出ようと…
本作冒頭でも触れられていたようにJKガールズバンド物としての一つの指標が文化祭ライブ。 ついに主人公たちのバンドが世に出たのであり連載を追ってきた読者は感無量なんじゃないかな。 前回の即席バンドでは声が出ず嘲笑されメンクラし、そこから這い上が…
各地で大絶賛の『ふつうの軽音部』。連載初期におススメされた時、数話で読むのをやめてしまっていた。 理由は主人公が余り活躍せずテンポが遅くて地味であり色恋沙汰やら何やらの人間関係が中心だったからである。 な、なんと本作一番の魅力である主人公・…