まほあこ7話感想「気高いクールキャラがくっころするのが愉悦であり、完全に闇落ちして快楽を貪るのは解釈違い」

魔法少女に憧れるうてなと魔法少女として苦悩する小夜の対比的な演出が光る回。
うてなは幼女時代にニチアサで魔法少女がリョナられるシーンを見て性癖が開花する。
一方小夜は強い責任感を買われ魔法少女になったため善悪二元論に苦慮することになる。
魔法少女展という催事へのスタンスも昂奮するうてなと冷めた小夜という差異が強調された。
小夜は快楽に染まり行く自己を叱咤し、うてなに一騎打ちを仕掛けるが返り討ちにされる。
リョナられることに昂奮した小夜はソウルジェムが黒く濁り快楽堕ちしかけてしまうのだが……
気高い魔法少女が苦悩する姿が性癖なうてなにとって完全に快楽に染まるのは解釈違いであった。
小夜の安易な快楽堕ちは許されず、うてなはそのまま放置して去っていった。

快楽に必死で抵抗する苦悶の姿を見るのが目的であって、完全に快楽堕ちさせたいのではない

ニチアサでリョナられシーンを見て性癖が目覚めるうてな

快楽に染まり行く小夜は戦闘でも身が入らず捕まってはリョナられを楽しむようになっていた。それでも快楽堕ちに抗おうとし、水垢離や気分転換を試みるが上手く行かない。風呂に入れば火照った身体を持て余し自己の乳房を揉みしだき自慰行為に耽りだす。街に出ても気分は晴れず、魔法少女展という催事を見ても気が滅入るばかりであった。その一方で、小夜を快楽の虜にしたうてなサイドの掘り下げも行われる。うてなは幼少期に見ていたニチアサで気高き魔法少女がリョナられて苦悶の表情を浮かべる姿で性癖に目覚めることとなる。うてなは、憧れの対象であり尊さを感じる偶像が苦痛に耐えつつも自らの使命を貫き通そうと足掻く姿に昂奮を覚えたのである。すなわち完全に快楽堕ちするのは解釈違いだったのだ。小夜とうてなの差異は魔法少女展を通して強調され、催事をつまらないものとして冷めた目で見る小夜の一方で、うてなはまるで宝の山を見るかのように尊さMAXとなるのであった。
 

お風呂で自慰行為に耽りだす小夜

そんな二人の解釈違いは実際の戦闘によって浮き彫りになる。アイデンティティ崩壊の危機に晒される小夜は弱い自分に克つために、うてなに一騎打ちを仕掛ける。いつになく気合いの入った攻撃にうてなは満足し小夜が気高さを取り戻したと期待した。だがうてなの方が一枚上手であり、三角木馬からの騎乗位マシーンで攻め立てると小夜はあっけなく快楽堕ちするのであった。うてなに跪き、その足を舐めながら、必死で媚び諂う姿を見て、うてなは急速に冷めていく。上記の通り、うてなは気高い少女が苦悶に耐える姿が好きなのであって、完全に闇落ちし快楽を貪るのは解釈違いなのであった。快楽堕ちした小夜などうてなにとって興味の対象外であり、そのまま打ち捨てて撤退することになった。解釈違いに失望し黄昏るうてなだが、その背後では魔法少女狩りをする先輩幹部たちの姿があった。話が壮大な感じになりそう。

うてなに一騎打ちを仕掛ける小夜だが……
三角木馬ボールギャグ
快楽堕ちし足を舐め始める小夜
快楽堕ちするのは解釈違い

魔法少女にあこがれて感想まとめ