【感想】ミリアニ12話「機材トラブルに遭うも復旧まで客席のファンがヲタ芸で場を繋いでお涙頂戴」

シアターのこけら落し公演なのに機材トラブルが発生してしまい大ピンチ☆とかいうお話。
前回スタートしたこけら落とし公演。ライブは順調で大盛り上がり!かに見えた。
しかし途中で機材トラブルが発生し音響が止まってしまうというアクシデント!
歌ってるアイドルたちはアカペラで乗り切るも、復旧には時間がかかるようで次が続かない。
未来が楽屋から駆け出したので彼女がMCとかで場を繋ぐんかなーと思っていたら特に何もしない。
シナリオはファンもライブを作る構成員ということを示したかったようである。
劇場に集ったファンたちは手拍子や色付きの光る棒でヲタ芸?みたいなのをして場を持たせた。
そうこうするうちに機材トラブルは解決し、再度盛り上げるために金沢と歌織さんが頑張った。
ミリアニPは機材スタッフに頭を下げて頑張ってくれと励ますだけで特に何もできなかった。

ライブはアイドルだけじゃなくてファンも一緒に作り上げるものということを表現したかったのだと思われる

機材トラブルで一旦幕を下ろそうとするもスタッフに頑張れと頭を下げて止めさせるミリアニP

ライブ中に機材トラブルが起こってしまって大ピンチ。歌っているアイドルたちはアカペラで乗り切ったけど、機材は復旧しない。どうしよう!?となっていたら、ファンの方々が手拍子をしたり、色付きの光る棒を振ってヲタ芸?みたいなのをしたりして場を繋いでくれたぞ!ライブはアイドル達だけじゃなくてみんなで作るものなんだね☆イイハナシダナーという演出をしていたら、いつのまにか機材は復旧していた。金沢アイドルは方言で気合いを入れトラブルで冷えてしまった場を盛り上げようとし、歌織さんも美声を披露した。すっかり雰囲気は元通りになり、最後まで公演を終わらせることができた。問題はあったけど、だからこそ一致団結できたね。終わりよければすべてよし。と、いったような内容。
 

こけら落とし公演大成功!シアターの戦いはこれからだエンド

シナリオの起承転結には問題を発生させることが必要だけれども、その表現方法が機材トラブルというのも安直だよなぁと思ったのは私だけではないハズ。ガラ空きになったステージが放棄され、復旧までの場を持たせるのはアイドルじゃなくてファンだった!という演出はまだ理解できる。ファンもライブを構成する重要な役割なんですよ~というのがやりたかったのねという感じ。だが何で機材トラブルが発生したのかは詳述されないし、その復旧方法もなんで元に戻ったのかは謎。問題解決に向けてキャラ達が特に活躍したわけではなかった。ミリアニPがいたんじゃないかって?彼は一時的にせよ幕を下げたくなくて機材スタッフに頑張ってと頭を下げるだけであった。機材スタッフもまたライブを構成する一員ですよ~というのを見せたかったのか?だったら彼らにももう少しフィーチャーしてもよかったんじゃないだろうか。多分原作信者なら自分の担当アイドルが動いている~でハッピーになれるんだろうけど、未履修者にはキツイものがあるな。そもそも未履修者向けでは無いものを見てしまったか。

ミリアニ感想まとめ