ヤンキーを志向する武闘派炉利少女が秘めたる乙女心を先生と二人だけの秘密としていく話。
美甘ネルは学園都市屈指の戦闘力を誇る武闘派ヤンキー。だがその情緒は未発達であった。
漢気溢れるざっくばらんな思考をするネルだが先生との交流の中で乙女心を育てていく。
ネルはダサいことを何よりも嫌うが、先生にだけは自分の弱みを見せられる関係を築くのだ。
風邪をひいた時にはお互いが看病しあい、バニーネルが靴擦れを起こした時には治療に駆けつける。
ネルが先生に対してほのかな恋情慕情を抱くようになっていく姿がグッとくる展開になっている。
美甘ネルのキャラクター表現とフラグ生成過程
美甘ネルは学園都市の中でも屈指の実力を誇る武闘派ヤンキー炉利メイド。ステレオタイプのヤンキー像に憧れており、リーゼントのウィッグやカッコイイスカジャンを志向する性格をしている。そんな漢気溢れるネルだが意外に純粋な性格をしており、自分の弱みを見せる事を嫌うため、先生と秘密の関係を築いていくことになる。ネルが人知れず掃除をしたことや、子どもっぽい事でムキになった事、また風邪を引いて先生に看病してもらったりしてあげたりと、二人だけの秘密を築き上げていく。ネルは自分が一般生徒から怖れられているため、自分にストレートに接してくれる人物を胆力があると見なして認めてくれる。ネル√の先生も割と変態気質を見せるのであるが、ネルは逆にそれを面白いと受け入れるのであった。ネルは自分が認めた相手に対しては、気風良く接してくれて先生を誰にも教えたことが無い自分だけの場所に連れて行ってくれる。そこで見た景色は二人にとって特別な風景となったのであった。
バニーガール衣装編では、衣装の着方が分からないネルにレクチャーするところから始まる。ネルは人からどう見られるか割と無頓着な傾向にあり、当初先生の前で着替え始めようとしてしまう。だが流石のネルも一般常識は弁えており、躊躇する先生を前にして自分の行為がどういうことなのかに気付くのである。バニー衣装はネルにとって制服やメイド服よりも楽な格好らしく、好んでバニーを着るようになる。しかしハイヒールだけは別であり、どうにも慣れずに靴擦れを起こしてしまう。それを救うのが先生であり、ネルの危機と思って真剣な表情で駆けつけ治療を施す。最初、ネルは先生に遠慮していたが、先生の真剣さに絆され、足を差し出すのであった。このイベントスチルは座ったネルが振り返るような姿勢を取り、バニー衣装はほぼ半裸状態で描かれている。こうして二人の情交はさらに深まり、出会えば二人で遊びに出かける仲になる。前述したがネルは自分が他者からどう見られているかを気にしないため、バニー衣装のまま先生をデートに連れ回すのであった。先生の風評がどうなったかは、想像通りである。