【感想】リコポケ第10話「リコ、スランプに陥った芸術家を励まそうとする」

スランプに陥った芸術家を一方的に励まそうとしてしまい機嫌を損ないかけるがその想いが伝わる話。
黒いレックウザの目撃情報を探して父親のコネを使って地方名士である芸術家を訪ねたリコ。
父の知り合いということで丁重なもてなしを受けるも、突然地雷を踏んでしまう。
芸術家は黒いレックウザの彫刻を作っていたのだが本物を見てしまい作品が霞んでしまったの。
リコたちは芸術家のスランプ克服の手伝いをするため元気の出るポケモンを集めて励まそうとする。
一方的な押し付けに芸術家は辟易するかと思いきや、その想いは伝わっていた。
黒いレックウザを追うだけの力はあるか!?とポケモンバトルの指南をしてくれることになった。

芸術家のスランプ克服方法

黒いレックウザを見たことで自己の作品が陳腐化しスランプに陥った芸術家
  • 本物の黒いレックウザを見た芸術家は自分の作品が陳腐化してしまった
    • 前回、故郷に帰ったリコは父親に自分の進路選択を話すことが出来た。すなわちフリード博士の調査団の一員となり秘密のペンダントと黒いレックウザの謎を解き明かしたいというものである。疎遠気味であった父に認められたリコは、そのコネを得て地方名士である芸術家を紹介してもらう。父の威光は効果覿面であり、塞ぎ込みがちで気難しい芸術家から丁重なもてなしを受けることになる。話もはずんでいたのだが、黒いレックウザの話題となると芸術家は豹変、地雷を踏んでしまったのであった。なぜこの芸術家は黒いレックウザの話が嫌なのか?それは彼自身がレックウザをモチーフとした彫刻に取り組んでいたのだが、本物を見た衝撃により自分の作品が陳腐化してしまったのであった。そのためスランプに陥り、作品制作も上手く行かなくなり、地方名士としてのジムリーダーの仕事も放棄してしまったのだ。

  • 芸術家を励ますためにヒマワリのポケモンを集めろ!
    • リコたちは芸術家のスランプ克服のために一役買うことになる。この地方の人々はジムリでもある芸術家に元気になって欲しくてヒマワリのポケモンを結集させていたのだ。リコは草タイプであるニャオハの特性を活かして、たくさんのヒマワリを集めることに成功した。このような子どもたちの励ましは一見すると押し付けでありプレッシャーだったかもしれない。だがこの芸術家はそれなりに人格者でもあったので、子どもたちの励ましを受け入れることが出来て復活する。黒いレックウザを探すには力が必要であるため、ポケモンバトルでリコたちに稽古をつけてくれるのである。またオリーヴァの彫刻を見せられ、レックウザと共鳴していたことを教えられる。この彫刻を見たリコは悲しそうだったと作品を批評。そこにレックウザの秘密を説くカギがあるのではないかと推測する。以上のように今回のリコたちは地方名士の芸術家と懇意になると共に、バトルを指南してもらうことで、また一歩成長した。
スランプ芸術家を励ますためにヒマワリのポケモンを集める
リコたちの心意気を汲み取りレックウザとの因縁を語る芸術家先生
ポケモンバトルを通してスランプから復活し子どもにも大人気

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