ブルーアーカイブ「才羽ミドリ」絆ストーリーの感想・レビュー

先生を落とすため大人っぽく振る舞おうとするがいつも地が出てオチとなる卑しか系双子妹の話。
(キャラ名の語源はサイバーワークスのWendyBell)。
ミドリは才羽姉妹の双子のイモウト。クールで知的を担当し大人な自分を演出しようと試みる。
だが大人っぽさを醸し出そうと画策するも、いつも最後は昂奮して我を忘れ地を出してしまう。
しかしそのミドリの本性をも先生は受けとめてあげる為、最終的に好感度は爆上りとなっていく。
また姉に対する競争意識のためか先生に対する独占欲も強く姉に秘密の関係を求めて来る。
ライターはゼルダが好きらしくシナリオでも中核を占め、ミンナニ ナイショダヨエンドとなる。

才羽ミドリのキャラクター表現とフラグ生成過程

先生に、勝つまで、ゲームをやめようとしないミドリ
  • 大人っぽくあろうとして子供っぽさを出してしまったり、先生を独占しようとしたり
    • ミドリは才羽姉妹の双子の妹。陽キャである姉に対して、内向的な陰キャであり、絵を描くことを趣味としていた。陰キャであるためか、クールで知的で理性的に振る舞おうとしており落ち着いた雰囲気の様に見えるのだが、ヲタク特有のテンションの上げ下げが激しく、自分の好きな物の話題になると昂奮して我を忘れる。対戦型ゲームでは先生に勝つまで止めようとしないし、ゲームショウではデートの準備を念入りにしたのにテンション上がって無我夢中になるし、新作ゲームの発売日には大人らしくラス1の在庫を幼女に譲るが内心では譲ったことをとても悔しがる。そんなわけで大人っぽくあろうと努力するものの、最後は子どもっぽさが露呈してオチになる表現をこれでもかというくらい楽しむことができる。また先生に対する好意も露骨であり、姉に取られまいと必死さを醸し出しており、やたらと先生を独占したがる。その卑しさはクレーンゲームの時に発揮され、垂れ目のミドリが上目遣いで「今日のこと、お姉ちゃんには……内緒ですよ?」するシーンは破壊力バツグンとなっている。
    • バレンタインではたくさんチョコを貰うであろう先生を見越して一番になりたいと願い、早起きして朝一で先生にチョコを渡しに行く。大切なシーンであくびが出てしまうのもミドリらしさと言えるかもしれない。そしてなぜ早朝かを先生に問われたミドリが「最初が、良かったので……。」と照れ顔を見せながら答えるシーンは破壊力バツグンとなっている。チョコのアイテム説明も解説が素晴らしく「たくさんの練習。手作りの試行錯誤。失敗と再挑戦、そして早起き。彼女がゲームと絵以外のことでこういった努力をするのは、初めてのことかもしれない」と死すされており、ミドリの卑しいところをライターが十二分に引き出しているキャラストである。
ゲームショウを見に行って思わず昂奮してしまい大人っぽ計画が頓挫
新作発売日にラス1の在庫を幼女に譲るも感情が追い付かないミドリ
姉への対抗意識と先生への独占欲を垣間見せるシーン
先生の一番になるべく最初にチョコを渡しに来る女、ミドリ
ミドリの愛の重さが分かるチョコ