ウマ娘スターブロッサム 第4話「3ハロン」の感想・レビュー

明石椿がサクラローレルの脚質を理解して、その長所をレースで活かす方法を伝授する話。
ローレルを自チームに入れようとしたら父に反対され何故か1対1のレースをすることになった椿。
まだデビューすらしていないローレルをどのように戦わせるかに注目が集まっていた。
椿はローレルの走りを分析し、力強い脚力とそれ故に脚に反動が来てしまうことに気付く。
相手に惑わされずペースを刻んで脚を残せばラスト600mで勝負を決めることができる。
自分を信じてくれた椿を信じるローレルは見事その走りを実践し高い実力を発揮する。

ガラスの脚であるローレルの長所は何か

サクラローレルの諸刃の剣を活かすには
  • 力強い脚質とその反動
    • ローレルをチームにスカウトしたものの、チーム長である父の許可が取れなかった明石椿。だがローレルの大言壮語な夢に切れたヨシノが実力で彼女を諦めさせようとする。既にデビューし実績を上げているヨシノとローレルでは勝負にならないと皆が思った。だがローレルを信じる椿はこの勝負で秘策を伝授する。それは椿がローレルの走りをよく研究し、導き出した一つの答えでもあった。
    • 椿の分析では、ローレルは力強い脚質を持っている。これが発揮できれば勝てる。だがレースでは馬群に飲まれたりペースを乱されたりするため、力強い脚質は短所となる脚に負担をかけていた。だからこそローレルはガラスの脚と呼ばれていたのである。ではこの力強い脚質をレースで活かせれば勝てるのでは?活かすにはどうすればいい?椿の戦略は一定のペースを刻んで脚を残し、ラスト600mに全てを賭けるというものであった。
    • フツーならばレースでの駆け引きや他のウマの戦略があるため、この走りは上手く行かないかもしれない。だが今回はヨシノとの1対1であり、しかも彼女は先行逃げ切りタイプであった。ペースを乱される恐れは全くない。そんなわけで椿はローレルに秘策を伝授し、ローレルもまた自分を信じてくれた椿を信じ、その秘策を実行に移す。ローレルは椿の期待に応えて良く走り、ラスト600mで見事にその脚質を開花させるのであった。
    • 椿のパッパは娘の努力を大いに認めているが、だからこそ、ウマ娘に対して持たなければならない責任を強調しまくりんぐ。これローレルが壊れて椿が精神崩壊し、父親が過去回想を語って椿が立ち上がり、もう一度ローレルと向き合うようになるフラグ?なのか。
残り600mに全てを賭ける
自分を信じてくれた椿をローレルが信じる