わんぷり1話感想「忠犬こむぎ物語!学校があるので主に置いて行かれて寂しい思いをする飼い犬、主の危機を救うために人間となる」

御主人様大好きな忠犬こむぎだが種族間の違いによる生活形態の差異のせいで常には一緒にいられない。
学校がある時は家で留守番をしなければならず、こむぎは置いて行かれる寂しさを感じていたのだ。
そんな中、寂しさを埋めるかのように帰宅した御主人様に甘えてドッグランを楽しむこむぎ。
だが突如魔獣化した山羊が公園を荒らしまわり御主人様は子どもを助けるために身を挺して奮闘する。
当初こむぎは御主人様の力になりたくても恐怖で足が竦んでしまって動くことができなかった。
だが御主人様が窮地に陥った際、ついにこむぎが勇気を出すとヒト化し、さらにプリキュアに変身する。
キュアこむぎは凄まじい身体能力を示して魔獣をいなすと苦しむ様子を見て浄化の力を与える。
こうして御主人様を大好きなワンちゃんがもっと一緒の時間を過ごすためヒト化した物語が始まった。

御主人様が学校に行っている間は家で留守番しなければならず、寂しい思いをするワンちゃん

留守番で家に置いて行かれる寂しさ

置いて行かれるペットの寂しさがプリキュアになる原動力!!ひろプリでオス鳥が人間になりプリキュアにもなっていたが、今回はワンちゃんである。忠犬こむぎは御主人様であるいろはが大好き。四六時中一緒にいたいのだが、人間と犬とではあまりにも生活形態が違っていた。いろはが学校に行っている間、こむぎは置いて行かれてしまい、寂しい思いをしていたのである。窓から御主人様を見送ったこむぎは、仲睦まじく手を繋ぐ幼女たちを見て、自分も人間だったらなぁという願望を抱くのであった。
 

デパプリと同じく恋愛要素あるのか?

いろはが学校から帰ると、離れていた時間を埋めるかのようにじゃれつくこむぎ。ひとしきりイチャついた後は散歩へと繰り出し、プリキュア候補となる友人ズの顔見せが行われる。いろははインテリメガネ男子の純情を一しきり弄んだり、クールビューティーとみせかけたアワアワ系人見知り少女にフレンドリーに接したりする。OPとかには登場しないけどメガネくんもペット飼ってたし、ついに中学生男子がプリキュアになるのか!?いろはは社交辞令で同じクラスになれたらいいね☆とか言ってるけど。絶対コレ男子を勘違いさせちゃうやつぅ。
 

置いて行かれるトラウマが人間化する原動力!

終盤はようやく犬がプリキュアに変身。ドッグランを楽しんでいると突如魔獣化した山羊が襲い掛かってくる。いろはは子どもを救うために身を挺して奮闘するが、こむぎは足が竦んで御主人様を助けることができなかった。だがいよいよもっていろはがピンチに陥ると、こむぎは覚悟を決め、勇気を振り絞って駆けだすのである。こむぎの心意気に応えるかのように犬から人間へと爆進化!さらにはコンパクトでプリキュアになり、魔獣と対峙する。戦闘ではなく、一緒に遊ぼうがコンセプトであり、こむぎと遊ぶことにより悪意が昇華されていき、最終的には癒しの力で浄化されることになる。見事問題を解決したこむぎは人間形態ならいろはとずっと一緒にいられるね!と満足して第1話はエンド。犬が学校どうすんじゃい!というのが次回以降のテーマかな。

御主人様の危機に勇気を振り絞るこむぎ
犬キュアの爆誕である
戦闘ではなく一緒に遊び、癒す力
主従百合
クールビューティーと見せかけたヘッポコキャラ
猫と漫才するシーン