わんぷり8話感想「猫屋敷さんにとって友達はいろはだけだが、いろはには多くの友達がおり猫屋敷さんはそのうちの一人に過ぎない」

前の学校では暗い思い出しかなく転入を憂いていた猫屋敷さんの新学期デビュー回。
何度も自己紹介の練習をして挨拶に臨むが緊張のあまり失敗し上手くいかなかった。
だがここでいろはが助け船を出しフォローしたため猫屋敷さんは温かく迎えられる。
猫屋敷さんはいろはに特別な友情を感じるが学校案内の時にそれは博愛だと思い知らされる。
いろは学校の人気者で友人も多く、その感情は猫屋敷さんだけに向けられているわけでは無いのだ。
それこそがいろはの良い所なのだが、猫屋敷さんは多くの友達のうちの一人であることが寂しかった。
いろはの特別になりたいけれどもいろはが特別になったらいろはの良さが消えてしまうという矛盾。
こむぎも、悟くんも、猫屋敷さんもそれを分かっているのであろう。

学校を憂いていた猫屋敷さんがいろはのおかげで学校を楽しみにできるようになった

緊張のあまり自己紹介で失敗、やらかしてしまう猫屋敷さん

今回は猫屋敷まゆさんの新学期転入デビュー回。コミュ障根暗陰キャぼっちの猫屋敷さんがうまく学校に馴染めるかが視聴者の焦点になっていた。猫屋敷さんは事前に何度も自己紹介の練習をするも、案の定本番では失敗してしまう。そんな猫屋敷さんを助けるのが我らがいろはであり、彼女のフォローのおかがで猫屋敷さんは温かく迎えられることになった。こうして猫屋敷さんはいろはに特別な感情を抱き始めるのだが、それは早期に打ち砕かれることになる。

猫屋敷さんにとって友人はいろはだけだが、いろはとって猫屋敷さんは多くの友達のうちの一人にしか過ぎない

猫屋敷さんがいろはに連れられて学校案内を受けていた際、行く先々でいろはに声をかける人が多いことを知る。いろははハイカーストで人気者で博愛主義で誰にでも愛情を注ぐのだ。自分はいろはの慈愛に触れた多くのうちの一人に過ぎなかったのである。その事実は猫屋敷さんに寂しさを抱かさせるものであった。このいろはを独占したいけれども、独占したらいろはの長所が消えてしまう問題は、前回のこむぎ√でもやったし、悟くんイベントでも触れられていることである。
 

猫屋敷さん、頼れる優しい男性を紹介してもらう

そんな猫屋敷さんに対して、いろはは頼れる友達として悟くんを紹介することになる。悟くんは生物部に所属していることが判明。落ち着いていて人当たりの良い悟くんは猫屋敷さんにも優しく接し、亀のエサやり体験などをさせてくれて打ち解けることになる。いろはが博愛主義であるため寂しさを感じた二人がお互いを慰めるという展開のウスイホンが夏コミで数作は描かれそうな勢いだな!こむぎも悟くんにケアされているし、悟くん総受け。悟くんにとっていろはは恋愛対象とか仲良くなりたいとかそういうのよりも「推し」という概念なのかもしれんな。
 

学校を憂いていた猫屋敷さんだが、転入初日を経て、楽しみにできるようになった

こうして猫屋敷さんはいろはのフォローで温かくクラスで迎え入れられ、悟くんという頼れる男子と知り合いになった。登校前は不安に駆られ学校が杞憂であったが、転入初日を振り返ると何とかなりそうな予感がして、学校を楽しみと思えるようになったのであった。視聴者の間では猫屋敷さんがパブリックな場からプライベートに帰ると、飼い猫に独り言を喋りかけながら猫吸いをする姿がくたびれたOLのようであり、ニチアサで女児に見せて良い姿なのかと話題になっていた。

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