リードは信頼の証!犬は最初からリードでお散歩できるのではなく訓練の賜物なのだ!
仔犬の散歩に苦戦する親子連れを見たいろはは、こむぎが幼犬だった時代を回想する。
こむぎもリードを嫌がっており、地道に信頼関係を築くことから始めたものであった。
だがこの回想シーンで重要な伏線が張られることとなる。
こむぎには別の飼主が存在しており、その飼い主が見つかったら返さねばならぬというのだ。
これって物語中盤に元の飼い主が発覚してお別れを迫られるフラグじゃん!
(まぁ結局はこむぎが主体的な意志決定によりいろはを選ぶという展開になりそうですが)
捨て犬こむぎが元の飼主か今の飼主(いろは)かで葛藤するパターン
今回のテーマはお散歩で使うリード!犬を飼ったことが無い人々にとって、犬は常にリードが繋げられている印象がある。だがこのリードというものは訓練の賜物であり、練習を重ねることで習得することができるのだ。それ即ち飼い主と犬との心の架け橋!作中では信頼の証と表現されている。さて、そんなわけで飼い主のいろははペットのこむぎがこれまでどんな風に思ってきたのかを人間の言葉にして聞くことができて、充実感を抱く。
だがその一方で、割と深刻な伏線が張られていた。それがこむぎにはもとの飼主が存在するという問題。傷ついたこむぎをいろはが拾ってきたわけだが、獣医の母親から念を押されたことがある。それが、こむぎは首輪をつけており、もし元の飼主が見つかったら返さなければならないということ。これって絶対元の飼主が出てきて、葛藤が生じるフラグやんけ!!
考えられるパターンとしては、悪意ある飼い主によりわざと捨てられたケース。これはトラウマのケアだけが問題になるので左程葛藤は生じないのかもしれない。もう一つが引っ越しか何かのドサクサで故意ではなく離ればなれになってしまったケースであり、これは元の飼主が善良であるだけに悩むことになりそう。
現在、こむぎはいろはと会う前のことは記憶に靄がかかり思い出せない模様。いろはとこむぎの関係性はどうなっていくのか、伏線が張られたのであった。なお、猫屋敷まゆさんはポンコツオモシロポジションの座を着々と築いており、コミュ障をこじらせ、いろはとトモダチになれるかどうか期待したり不安に思ったりしながら猫吸いをしていた。