雑録

満鉄

【資料・先行研究】満洲国における観光と交通インフラ

観光と切り離せないのが交通インフラであり、交通網が整備されることにより、アクセス性があがる。満洲国の国都:新京(以前は長春)に至る経路は、満洲国建国以前は2ルートのみであった。すなわち大連航路か関釜航路かである。だが、満洲国が建国されると、第…

財団法人満鉄会編『満鉄四十年史』吉川弘文館、2007年

概要 「2006年11月に満鉄創業100周年を迎えるにあたって、満鉄40年の足跡を客観的に通観する『満鉄四十年史』の編纂を希望する会員の声が強」くなり、まとめられることとなった。通史編は原田勝正氏が担当し、「2006年に(満鉄)が設立百周年を迎えるに当って…

天野博之『満鉄を知るための十二章』吉川弘文館、2009

この本の趣旨 「満鉄と満鉄社員の実像に迫ろうと試みた」もの。著者は満鉄社員の2世であり、満鉄擁護の立場からこの本は叙述されている。従来の先行研究については「満鉄の帝国主義的大陸進出の先兵としての位置づけ、その視点からの研究が大半のように思わ…

加藤聖文『満鉄全史』講談社選書メチエ、2006年

この本の趣旨 「本書では、政治の視点から国策会社満鉄の創立から消滅までの歴史をたどるなかで、近代日本が「国策」という名の下に推し進め、多くの民族の運命を翻弄していった満洲支配とはいかなるものであったのかを描くことにより、満洲支配の責任所在の…

『南満洲鉄道案内』/『南満洲鉄道旅行案内』における新京(長春)の記述

『案内』は全部で合計7種類 『南満洲鉄道案内』(『南満洲鉄道旅行案内』)のシリーズは合計7種類発行された。それ即ち、1909年12月、1912年10月、1917年1月、1919年6月、1924年9月、1929年12月、1935年4月のものである。このうち「新京」は1935年4月のみで、…