ブルーアーカイブ「古関ウイ」絆ストーリーの感想・レビュー

古書館に引き籠る人嫌いな陰キャ文系女子と古書を通して関係性を深める話。
古関ウイは古書館の主で殆ど外出もせず、本にまみれて日々を暮らしていた。
そのような中、何かと自分を気にかけてくれる先生とは交流を重ねることになる。
ウイは古書館の鍵を渡そうとしたり、交換ノートを提案したりと中々の攻めっぷりを見せる。
古書の翻刻作業の際先生に気付いて丸メガネを取るスチル差分の表情は大変素晴らしい。
翻刻は国語国文や史学系の人間にとって必須なのだが私は苦手なのでウイが輝いて見える……

古関ウイのキャラクター表現とフラグ生成過程

先生に古書館の鍵を渡そうとするウイ
  • 陰キャで偏屈で人嫌い。だが仲良くなると多彩な表情を見せてくれる
    • 古関ウイは古書館の主のような存在であり、ほぼ外出することなく年中引きこもっている。陰キャ的な立ち絵も相まってユーザーからは臭そう、洗っていない犬の匂いがする等のミームが生まれてしまっている。基本的には一人でいることを苦にしない人間だが、やはり理解者は欲しいし、一緒にいて落ち着ける人がいれば人恋しくなる時もある。そんなウイの心の片隅にそっと収まったのが我らが先生。図書委員が部屋を片付けた際に、ウイがよく目にしていた本が定位置から無くなってしまった時には一緒に探してあげることで、好感度が上昇していく。
    • ウイは先生を信頼するようになり古書館の鍵を渡そうとしたり、交換ノートをして欲しいとおねだりしたりする。鍵イベントでは受け取らない代わりにメッセージアプリでやり取りをすることになり、交換ノートは分厚くて持ち運べないので古書館に来て書き込むことになった。こうして二人の距離は縮まっていくのであった。ウイは先生を頼りにするようになり、ついには先生に買い出ししてもらうまでになる。先生がエナドリと覚醒ガムを買って古書館を訪れると、ウイは翻刻の真っ最中であった。先生が来たことに気付いたウイが丸メガネを外すスチル差分良いよね。古文書を解読するウイからは、彼女の「役目」を聞かされることになる。ゴールデンカムイでも度々テーマになることだが自分の命の使い方をウイは心得ているのよね。
    • あと何気にウイが翻刻をこなしておりスゴイ。今でも翻刻作業はしんどく感じる。大学時代に国語国文か歴史を専攻した人は、ほぼほぼ必修で翻刻をしなければならないのでご存じでしょうけれども。崩し字辞典と首っ引きになって一つ一つ文字を解読していく作業は本当に大変。それを難なくこなせるウイには本当に尊敬する。
    • バレンタインイベントは古書館のウイの下に遊びにいくのだが、ウイは大切にしている古書を汚れないようにと手元から離し、粉が出ないしっとりクッキーを贈るのである。これは即ち、ウイが先生と一緒にクッキーを食べることを古書よりも優先したということであり、ウキウキになっているウイの姿を垣間見ることができる。そしてウイは自分だけが浮かれていることに気付くと先生に仕返しをするためほぼ密着してクッキーを食べることになる。距離感が近くて先生が慌てるとようやくウイは安心できたのであった。
先生に交換ノートをしたいと申し出るウイ
翻刻作業中、先生に気付いてメガネを取る所とか良いよね
自分の命の使い方とか使命感とか役目とか

バレンタイン ウイ

自分だけ浮ついていると感じたウイは先生に密着してくる
慌てる先生の表情を楽しんだ後、一緒にクッキーを食べるウイ

ブルアカ感想まとめ